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フェティッシュの火曜日
 
ガムに代わるもの
分かりづらいけどガム食べてます。


ガムというのは不思議な食べ物だなあとよく思う。

もちろん噛んで捨てるのだから嗜好品というべきなのだろうけど、お菓子であるせいか個人的にその認識にはなじめない。「変な食べ物」なのだ。

そしてすばらしい食べ物だ。あの甘み。そして味わい時間の長いこと長いこと。そんな甘長い食べ物がどこにある?

でももしかしたら焼肉のミノくらいになればガムの代わりになるかもしれないな、と淡い期待を抱いて調べてみた。

※文中に出てくるガムは食品を除いて、実際に食べないでください。死にます。

ざんはわ




まずはガムの実力をチェック

代わりのものを探す前に、まずは本家であるところのガムの実力を見極めておこう。

 

ガム

今回はロッテのACUOというガムで試してみる。フレーバーカクテルを封入し、風味が長続きするのが特徴だ。

 

寸評:
おなじみの味、香りで、噛んでいて安心感がある。ガム自体の味が薄まってきても、ミントの残り味のようなものがのこってさわやか。これがACUOか。
完全に味がなくなってからもしつこく噛んでいるとだんだん苦味のような嫌な味が出てくる。潮時を見極めることが重要か。

 

 

さて、ガムの実力がわかったところで、いよいよガムに匹敵する食べ物を探す。

 

ハイチュウ

ハイチュウが好き。物心つくまではハイチュウをふくらまないガムだと思っていた。成人してからは虫歯を気にして少し距離を置いていたが、捨てなくてよいガムとして再デビューしてもらいたい。

 

寸評:
バナナ味というのは食べたことなかったが、それでもなつかしいと感じたのだからハイチュウとしてのハイチュウ味というものがあるのだろう。1分程度で消えてなくなった。あれ?こんなに早かったか。少し物足りない、甘早バナナくさいガムだ。

 

 

 

おもち(大福)

いつ飲みこめばいいのかタイミングが分からない、という人もいるおもち。いつまでも噛んでいる人がいるならそれはもはやガムなんじゃない?

 

寸評:
おお、あんこ味のガム。「もちもちしてる」という言葉は食べ物に対してのほめ言葉となっているが、なるほど、もちはもちもちしてて良いガムだ。(何だこの文は。)

甘さを感じようとするのか、のどの方へと知らず知らずのうちに移動していく。うっかりして飲み込んでしまって終了。しかし消化もよさそうなガムだ。


ガム(大福もち)食ってまーす

 

するめ(あたりめ)

「するめのように(噛めば噛むほど味が出る)」なんて慣用句にまでなってしまっている、するめ。同じ「噛む」をフィーチャーされているあたり、ガムには最適なのでは。

 

寸評:
噛めば噛むほど味が出る、という点では、いずれ味がなくなってしまう本家よりかなり優れたガムといえる。気の長い人におすすめのガム。
しかし長く噛んでいるとさすがに粉々になってしまう。もっと噛んでいたいのに…。そんなせつなさの演出もニクイ。


確かな噛み応え。香りもよし。

 

 

フランスパン

固いですよ、フランスパンは。対フランスパンの食事ではあごをいつも痛めてた。固いのをよく噛むのだからそれはガムっぽいんじゃないですかい。

 

寸評:
香ばしいガム!パン屋でその日に焼かれたフランスパンってこんなに良い香りがするものなのかと驚く。噛むと次第にでんぷん質の甘みが。

バター、小麦、オーブンの匂い。いやはや珍しいガムもあったもんですわい。


あご対ガム(フランスパン)。

 

干ししいたけ

減量中のボクサーは口の中で干ししいたけを生に戻し唾液をしぼりとる、と漫画『はじめの一歩』にあった。映画『どついたるねん』ではガムを噛んで同じように唾液をしぼりとっていた。なら干ししいたけはガムの代わりになる?

 

寸評:
うちの家では「キッコンと開けたところ」と呼ばれるスペースにいつも乾物が置いてあったがそのキッコンと開けた香りがするガム。

生に戻ってからは普通のしいたけガムに。八宝菜やらお吸い物やらなんにでも入ってるあのガムだ。香りはキッコン、味は力強し。次第に離乳食のようになり、飲み込んでしまった。


パンが邪魔だが、シイタケは普通の優しいお味。

 

こんにゃく

ガムの噛み心地に、弾力感は重要だ。

食品で弾力といえば、このこんにゃく。これはもはやガムだろう?

 

寸評:
プルルンとした外見のわりに、ゴリゴリした歯ざわりがあり、噛み切るのが気持ちいい。
おでん、煮物、と調理しだいで自分なりの味付けが楽しめる点を考えると、カスタマイズ可能な新機軸ガムともいえるか。


漫画に出てくるような不満顔

 

 

ミノ

誰もが焼肉屋でガムを想像してしまうミノ。

普通に買おうと思ったらけっこう大変で、最終的には持ち帰りできる焼肉屋さんで買った。約100gで1000円はガムにしては破格。

お店の味噌ベースのタレで味付けされ、当日の朝に焼いて持参。お店の人いわく「冷えたら固くなるので気をつけてね。」で本日の最高気温は9度。固い。

 

寸評:
うまいー!かっちり縮こまったガムを恐る恐る噛んでいくとほろりんはらりん肉の繊維がほぐれてって腰の入った旨味が。お、冷えて外は固いけど、肉自体はちぎれやすくなってて食べやすい。ホタテの貝柱の干物を肉寄りにした感じのガム。

焼肉屋で食うよりこっちのほうが好き。だって焼肉屋で食うミノってガムみたいだし。


ガムとして食ったら意外にうまかった

大ブーイングは承知だけど、どうしても一度やってみたかったのでガムを甘くしてみた。ガムシロップとカキ氷のイチゴシロップに漬けたものを焼いて試食。


ガムシロップの人はこちら
↓ 
焦げた糖分でなんとカステラの味に!肉の旨味も邪魔せず意外にいけた!
イチゴシロップの人はこちら
まずそう!でも紅葉がきれい!


 

 
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