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ちしきの金曜日
 
鉄道博物館の隣の鉄道。
鉄道博物館、通称は「鉄博」。


今年、どえらい派手なブームではないものの地味に広まったものとして「鉄道ブーム」がある。いや、あるような気がする。「おっぱっぴー」「どんだけー」的なわかりやすさがない分、あった!間違いない!と断言するには腰がひけるのだけど。でも鉄道オタク・マニアを意味する「鉄ちゃん」という言葉が地味に広がったような。

そんな今年の鉄道ブームの代表格としてあげられるのが、さいたま市に設立された「鉄道博物館」。10月に開館した同所、オープン一週間で入場者5万人を突破。やっぱり鉄道ブームなんだよな、な!

そんな鉄道博物館の横に、もひとつ鉄道の施設があるという。しかも普通のJRのヤツじゃなくって。あったかいのが。

大坪ケムタ



鉄博ブーム、まだ残り香が

鉄道博物館はJR東日本の施設だけども、最寄り駅はニューシャトル(埼玉新都市交通)の「鉄道博物館前」駅。JR大宮駅から乗り換えて一駅なのだけど、大宮駅の時点で指示看板がバンバン。


まだ大宮駅なのに、博物館への指示看板が。
駅弁も買っていこうぜ!てなアピールまで。

便乗‥というか、JR東日本の施設なんだから「協力」なんだろうが、ポスターから駅弁宣伝まで鉄博絡みがあちらこちらに見受けられる。

左写真のような指示看板も多いし、歩いてすぐみたいな勘違いを起こしそうなのが気になるけども。実際歩いて行けるとはいえ。東京駅で「→皇居」って書かれてるような感じか?

ともかく看板どおり進むとニューシャトルの駅へ。これが小さくって既にアトラクションのよう。写真で見


ニューシャトルってニューボトル!みたいで景気がいい。
色使いとかサイズがおもちゃぽい。

開館記念チョロQも発売中。
萌え要素もふんだんに。

鉄博にたどりつく前にも、当然記念グッズが。しかし「当店だけの」って、どこで売ってるかというと。


デイリーヤマサキ限定ですか。

ニューシャトルの駅内にあるとはいえ、一店のコンビニ限定のチョロQというのもゼータクだなぁ。そもそも「鉄博開館記念」でニューシャトルのチョロQ、ってニューシャトル自体は開館前からあるのでは‥なんてことは考えないように。

さてニューシャトルにガタゴト揺られて、大宮からひと駅先の鉄道博物館駅に到着。


話題の鉄博。でも今日は入りません。

開館からしばらく経ったのもあって、以前ニュースで見たような人の入りではないけれど、師走の平日と考えれば結構な数のお客さんが入場口に向かっている。

ま、そちらの解説は他にまかせて鉄博駅周辺をぷらぷら。やはり開館の影響っぽいものもうかがえる。


信号がそれっぽいプラモデル屋。
コンビニも鉄道押しです。

 

ロードサイドに寝台列車が

さらに道を進むと、気になる看板を発見。大きく「湯」、ということで銭湯かなんかだろーが‥というか、どうやらこれが目指す「鉄博の横の鉄道」か。


「鉄道村」?「でこいち元気風呂」?「北斗星」?

「大宮大成鉄道村」なる施設の看板。よく見ると周辺に旗やら案内看板やらがいっぱい。矢印どおりに進むと、どうやらそれらしき施設が見えてきた。

線路沿いに佇む青いどーんとした建物‥いや、車両!


出たー!寝台列車・北斗星!ですよね?

全体はこんな感じ。

いわゆる「スーパー銭湯」的な施設だけど、全体を鉄博に調和させたというか、のっかったというか、ともかく電車風。せっかくなのでひとっ風呂浴びてくことに。

食事もできるようなので、まずは昼飯でも食べますか、と食堂に向かったら‥


電車&カウンター!その名も「お食事処・展望車」。

ガラスケースの中にはNゲージ。
借景ランチとしゃれこみますか。

目の前を新幹線や貨物車(のミニチュア)が走る中でお昼ご飯。ガタガタ〜ン、ガタガタ〜ン。ある意味、食堂車気分というべきか。

ちなみに窓側の席には目の前に線路があり、本物の電車がガタンガタン。本物の鉄ちゃん的にはどっちがアリなのだろうか。


たまに止まります、ってことですね。たぶん。
こちらはリアル電車。

ちなみに別室は「うたげ○号車」の呼び名。

ちなみに「うたげ」ってのはお座敷列車の名前ですな。先の看板にあった「北斗星」てのはホテル部分の名前と、実際の電車にひっかけた名前がちらほら。


下車して、また乗車したことになるのか。
でも「村長」でも「車掌」でもなく「営業所長」。

お風呂の「でごいち元気風呂」はさすがに盗撮っぽくなるので写真には収めてませんが、いたって普通のスーパー銭湯。露天あり電気風呂ありサウナありと、満喫してきました。ものすごい水圧で水が噴き出してくるお湯が気持ちよかったなぁ。


元気というか陽気になれました、お風呂で。

さて飯も食ったし風呂も満喫したしで帰るとしますか。ホテルの「北斗星」を見れないのが心残りですが、30分で家に帰れる距離なのでやむなし。寝台車風の2段ベッドなんかもあったりするそうなので、マニアには楽しめそう。むしろ狭い方がリアルなんでしょうな。

最後に会計を済ませてふと振り返ると、今まで気づかなかった事実が!


脇の看板。引いて見ると‥

機関車の車輪だったのね。しかも寝台車を引いてる!

駅にはこんな広告も。ターゲットばっちり。

非・鉄ちゃんにも楽しめますが

地方から鉄博見に来て、ここ泊まって、というツアーを組む人もいるんでしょうねー。ラブホテルみたいな「らくがき帳」とかあったら濃いんだろうなぁ。めくるたびに同志!って感じで。


 
 
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