セレブなランチタイムも終わり、一息ついたとき、いきなり乱入者があらわれた。
いつも突然あらわれる、友だちのこさささこさんだ。
先日、彼女がトークショーにゲスト参加するというので、専属スタイリストとして「土屋ズボン」を提供した。その御礼と返却だった。
そしてこさささこさんは、なぜかムリヤリ逆スタイリストをはじめ、私に「土屋ズボン」をはかせて、ご機嫌なまま次の打ち合わせ先に向かった。土屋と名が付いてはいるが、母が強制的に買って置いていったこのズボンを履くのは実は初めてだ。「今なら着れる」と思った。なぜならパリコレだから。
そうだ、こんなことはしていられない。仕事をしなくては。
飲みに行こうと、元同僚があらわれた。
もうそんな時間か。
トイレットペーパーブラウスの利点と今後
だがメリットも多かった。 まず口もふける。トイレでトイレットペーパがなくても、慌てることはない。服の一部をちぎりとって、拭けばいいのだ。
だが、結局のところ、業務内容の成果という点からみれば、いつもと変わらなかった気がする。
長いような短いような会社での一日が終わった。
家に戻って画像をパソコンに落として驚いた。
今日一日のスタイルについてだ。 少しは乱れたものの、もっとちゃんとしたブラウスでいたと思い込んでいたのだ。お昼を過ぎたころから、こんなに無惨な姿をさらしていたとは夢にも思わなかった。
よほどの極寒におそわれない限り、トイレットペーパーはもう着ないだろう。
女の戦いは、まだまだ続く
例の温度ライバルは今日は快調だったようで、トイレに行くフリや歯みがきをしにいくフリをしつつ、温度設定をすみやかに変える姑息なマネはしなかったようだ。
撮影協力:クレアライン
さて、このちり紙をもって、土屋遊の記事は終わりになります。みなさま、よいお年をお迎えください。そして2008年もまた、デイリーポータルZをことごとくよろしくおねがいいたします。
それでは、また会う日まで、ごきげんよう。