小内刈
投げ技も練習しなければ柔道とはいえない。教本の技一覧を眺めた結果、投げでなく「刈り」であること、「内」であること、そして何より「小」であることが決め手となり、恐ろしく消極的な姿勢で「小内刈」を習得することにした。
陽だまりの樹
「光源氏って何人奥さんいるの?」とマンガの話が聞こえてきてハッ!である。今、柔道中だった。しまった。危機感が薄れてきている。
投げ技はやはり動きが派手なので、今回はトータルで見れば「柔道している」感が強かったか。だからこその安心感。おれたちは今柔道している、という思いがゴロゴロを一層甘美なものにしてくれたのだろう。
寝技
柔道していると思い込みながらゴロゴロすると甘美、とか言い始めてほんとに何がしたいのか見失いかけたときに、寝技でもしましょうか、と藤原くん。これが寝技か。なるほど、これはマンガを読みやすい。なおかつ柔道っぽい。偉大なる先人たちの知恵に感謝したい。
横四方
続いて教本を参考にして横四方固めを学んだ。全く動けないがとてもマンガを読みやすい、と技をかけられた石川が絶賛し、なるほどそれはいいと一同が納得した。一体あのときどこに行こうとしていたのか。何を目指していたのだろうか。
真剣にゴロゴロしはじめた
ゴロゴロ大安売り中。段々周囲の目を気遣わなくなってきたのか、節操なくゴロゴロするようになってきた。
気づいたら左の写真のような人がいた。これはちょっとどうなんだろう。どこの世界に顔をマンガで覆ってさらにメガネ置きとして利用する柔道家がいるのか。
もう怒られるのも時間の問題かもしれない。ああ、ここらで終わりにしたい。
終わりにしたいが、もう一つだけどうしてもやりたいことがあったのでそれにチャレンジして終わりたい。