日本においてパンダなら上野だろう
上野動物園は何度か来たことありますけど、あらためて見てみるといかに園内中「パンダ押し」なのかが分かりますねぇ。特におみやげコーナーはまさにパンダ一色!一色というか白黒二色!なんですが。
さて中華街から上野まで来て、ニセモノばっかり見ててももったいないので本物のパンダを見ようとパンダゾーンに。
上野動物園は手際よく見れるように各動物の檻近くにナンバーがふられた看板があるんですが、あらためて見るとこの順番には権威としてのランキングを感じるなぁ。
もともと来日したパンダは日中友好のシンボル、国鳥の次の扱いでもおかしくないッ‥と思ったけど、3番目は「カワウソ」なんであんまり関係ない感じもしますが。来日当初、行列のことを考えて手前にしただけかもしれんし。
さて看板の先、パンダゾーンはしっかり人が溜まってる。初来日から30年あまりが過ぎてもアイドルなポジションは変わらないんだなぁ。今あえていい!のかもしれんけども。色的にもゴスっぽいしね(あまり関係なし)。
現在上野動物園にいるパンダはリンリン。かわいいけどもう22歳のいいあんちゃんです。現在上野動物園には彼一頭だけ。あんまり顔を向けてくれないのはストレスからか。
ちなみに檻の左右に貼られた注意書きを見ると、
どれも言い訳っぽい感じもするけれど‥まぁ動物のことだし、こんだけ毎日見られてたら疲れもするわな。係が苦労するのも仕方ない。アイドルですから!
後ろの壁にはこれまでのパンダ来日の歴史と、子作りの苦労話が。「早く孫の顔が見たいねぇ」という姑のボヤキが国家レベルなんだから大変だよねぇ。ストレスで子も出来なくても仕方ないわ。
さて、パンダは見たけれど街にパンダが多く感じる理由はいまだに分からない。仕方なく彷徨い歩いて気づけばホッキョクグマコーナーへ。名前が名前だけに、五輪マスコットにはならなさそうな可哀想なヤツ。
そういえばぐるりと動物園を回って気づいたのだけど、
先に書いたように今年は北京五輪。そして中国=パンダ。これから夏にむけて「北京五輪≒中国≒パンダ」という図式が成り立つ以上、街にパンダをあふれ変えさせれば東京五輪への意識も高まるというもの!街のパンダ増は中国ではなく、東京都の戦略なのではないか?
ズバリ、動物園で見つけた東京都とパンダの癒着を表した写真がコレだ。
最近見る街中のパンダアイテムの増加、これは東京五輪をもくろむ東京都のすり込み作戦なのかもしれない‥。北京五輪が始まるころには東京五輪を応援せずにはいられなくなる!もちろん練習に来た外国人選手までも!
そんな陰謀論を思わせるパンダグッズの増加、日本人のファンシーさの現れだと思いますけどね、要は(ざっくり)。
五輪でパンダ効果はさらに高まる
パンダアイテムは実際多いんですが、陰謀論はさておき(まだ引っ張る)、北京五輪が近づくともっとパンダ露出は上がるんでしょうねー。他のキャラが魚・ツバメ・聖火・チベットアンテロープってわかりにくいし。そもそも「魚」ってぞんざい過ぎだと思います。