いろいろ出したいがなかなか出せない‥

よくマンガの表現で、頭の中に浮かんでるものがぼわわわわん、とフキダシで出てたりする。アレなんか出来ないものか。「うわー、こいつお昼ご飯のこと考えてやんのー」「やめろよー」なんてコミュニケーションに使えそうだ。どこの中学生だか知らんが。

うーん。さっきの一色で描いた、しかもザックリした幽霊に比べると細かいだけに全然ダメですねぇ。しかも２，３ミリレベルまで小さく描かなきゃいけない。何でも出来るなら「俺の横に俺が！」とかやりたかったんだけど。むしろドット絵の技術が必要だわ、こりゃ。

ドット絵‥だったらアイツはどうだ？世界的に有名なヒゲの配管工の兄弟。アレのドット絵をそのままプリントして、再び撮影してみた。

海外でときおり「妖精を見た」という事例が報告されたりするけど、おそらくこんな感じ‥としておきたい。やはり「いかにも物質のある感じ」というのは難しいなぁ。前ページの「壁にシミのある感じ」くらいが一番リアルかも。

いや、モチーフの方向が悪いのかもしれない。うすぼんやりしてるもの、それは大体怖い方がリアリティがある。ウチの部屋で怖いもの、怖いもの‥あ、コレなんかどうだ？

前にどこかの雑誌編集部でもらったコレがあった。サインも含めてパワーアイテムっぽいし、雰囲気あるかも。ということで撮ってみたのがこちら。

うすぼんやりでもツノと裂けた口がハッキリ分かるビジュアル。さすが舞台の道具だけあって、遠くから見ても分かるデザインにしてるんだなぁ。あらためて古来から伝わってきただけある意匠の優秀さに感服させられる。

そうした怖そうな要素は多少絵がぼけてても、怖さはぼけない。むしろぼけた所が怖さを増したりして。やっぱこのマジックにはコワイ系の方がぴったりかも。カレーとか出すより。

じゃあリュークとか水木しげる版死神とかありかもね。と思ったところに、ん？どこかから「飲みに行こうよー」という声が‥