飛び出す写真の素材を集めよう

青と赤で飛び出す写真を量産するため、外へ素材を集めにやってきました。目に付いたものを適当にパシャパシャ撮って、どんどん加工していきます。

まず目に付いたのは採茶庵跡と呼ばれる、松尾芭蕉がここから奥の細道への行脚に出かけたとかなんとかの、よくわかんないけど要するに何かの跡です。

ここにある松尾芭蕉の像がとってもいい表情をしてるので、これを飛び出す写真に加工してみます。

表情とか一切わかんなくなってますが、飛び出して見えるようにはなりました。加工するときに飛び出すか飛び出さないかだけ考えていたので、元の写真がなんだったかわからなくなってしまいましたけど、でもそれでいいと思います。

この手法が何かの役に立つとか、実用的であるとか、そんな風にするつもりは全くなくて、ただ楽しみたいだけだから、これでいいのです。

続いて何か庭園のようなところにやってきました。ここで被写体になるものがないか探していると、見つけました、鴨です。かわいい鴨がいましたよ。次はこいつを飛び出させてみましょう。

なんだか宇宙の中を優雅に泳ぐ巨大鴨、というような画像になってしまいました。でも飛び出してるからいいか。

次は枝の剪定をしているこの方たちをターゲットにしてみましょう。作業服がとてもまぶしいです。

写真をたくさん加工し続けているうちに飛び出してるかどうかがわかんなくなってきました。ぼんやり眺めていてもなんだか目がちらちらするだけで、もしかして今まで浮かんで見えていたのは気のせいだったんじゃないかとさえ思えてきます。

しかし、いったんトイレに立ったりなどして戻ってくると、やっぱり飛び出して見えるので、なんというか、ぱっと見たときの第一印象が大事ということでしょうか。長時間見続けるのは良くないのかもしれません。

つづいて公園にやってきました。一見普通の公園のようなんですが、なんか違和感を感じます。

ただの水飲み場かと思ったら変なかえるがいます。しかもなんか微妙なところから水が出るしくみのようで、見方によってはとても下品です。水を出してるところを想像すると・・・いや、それはやめましょう。