知り合いの家に不幸があって、香典返しにカタログギフトをいただきました。
何を引き換えるか考えた末、さいきん肩こりが酷いのでマッサージ機を頼むことに。
数日後マッサージ機が届き、お陰さまで愛用しているのですが、そういえば昔からマッサージ機を手に入れたらやってみたいと思っていた実験があるので、この機会に試してみることにしました。
(萩原 雅紀)
とりあえず海へ
今回の実験にはまず砂が必要なので、冬の海岸にやってきました。
幸いこの日は割と暖かかったのですが、海なんて夏ですら滅多に来ない生活をしているもので、激しい違和感を感じます。
モタモタしてたら着いた頃には夕方になってしまいました。海で夕日を見ると、かならず昔の「金曜ロードショー」のオープニングを思い出して涙が出そうになってしまいます。
しかし泣いている場合ではありません。実験に使う砂を採取しにここまで来たので、さっそく持参したプラスチック容器に砂を入れます。
どのくらいの量を持ち帰ればいいのかあまり考えていませんでしたが、とりあえず底から3cmくらいの厚さまで敷いて、試しに持ち上げてみたらすごく重かったので、このくらいにしておきます。
波打ち際ではカップルが抱き合いながら水平線を眺めていますが、気にしないでてきぱきと帰り支度。
滞在時間10分ほどで海岸を後にし、砂を持って帰宅しました。
今度は風呂場へ
持ち帰った砂は、置き場所がないのでとりあえず湯船の中へ。
今度は、砂に水をかけて全体をまんべんなく湿らせます。これもどのくらい水を含ませればいいのか分からないのですが、表面に少し水が浮くくらい割と大胆にかけました。
水を含ませた砂が入った容器はさらに重くなりましたが、このまま冷暗所にてしばらく寝かせます。
ストラクチャーを置く
1日経ってから見てみると、砂の表面は乾いてはいないものの、浮いていた水はしみ込んで、普通の地面のようです。
次に、ここにさまざまな建物を配し、町並みを再現してゆきます。
とりあえず手元にあったミニカーと、近所の100円ショップで見つけた城下町シリーズの食玩からお風呂屋さんと芝居小屋、あと簡単に自作してビルを建てました。
とりあえず町並みの完成。いや、これで終わりではありません。しかも別に再開発がどうとかを語りたかったのではなくて、むしろこれからが本番です。
ここで、いよいよ冒頭に書いたマッサージ機が登場。もうほとんどの読者の方は僕が何をやりたいかお気づきだと思いますが、次ページに引っ張ります。