こうして、我々の冒険は終了した
長時間に渡る捜索の結果、
残念ながら我々の前に巨大コウモリが現れることは無かった。
この広大な父島のどこかにそれはいるはずなのであるが、
今回の探検ではその姿を捉えることはできなかった!
日程の都合上、もはや我々に残された時間は無い。
我々は断腸の思いで巨大コウモリ捜索を断念せざるを得なかった!
いつか必ず帰ってくる。
そしてその時は、必ずや巨大コウモリを見つけ出す!
それだけを誓い、我々は小笠原を後にした!
お気づきかと思いますが、この物語はフィクションです。
オガサワラオオコウモリは小笠原唯一の哺乳類の固有種であり、
絶滅危惧種であり、国の天然記念物であり、
とにかく手厚く保護されていて捕獲等は当然ながら禁止されています。
また、父島のオガサワラオオコウモリは夜行性
(人のいない南硫黄島では昼間行動するそうですが)なので、
昼間探しても多分見つかりません。
オガサワラオオコウモリが見たい人は、ナイトツアーに参加するのが良いでしょう。
それでも見れるかどうかは分かりませんが(私は残念ながら見られませんでした)。
あと、小笠原に地底人はいません。人食い大蛇もいません(普通の蛇も)。
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