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チャレンジの日曜日
 
地図に川崎駅がない
中国の像もよくわからない。


 中国の街には、よくわからない銅像がいくつもある。毛沢東とかの偉大な人ではなく、「苦労して働く人」みたいな特定の人がモチーフではない銅像がいくつもある。

 日本にもよくわからない銅像が駅前とかにある。人はそれがなんだかわからずちょっと目をやる程度だが、中国では銅像に対しての人々の対応は違ったことを発見した。

ライスマウンテン

中国「像コレ」2008

 どの街にも像はあるが、特に上海が多いような気がする。北京よりも上海だ。上海の中心のいろんなところに像はある。しかもみな今風だ。一方でほかの都市では労働者系が多い。

 まず紹介するのは、上海でみかけたいろんな像だ。


さりげなく像。

なぜかロックバンドの像。

母子の像。青年の子供の像への扱いがなんかぞんざいだ。

 

上海の観光地にある像の場合

 上海は中国の地方の人が一度は行ってみたいコンクリートジャングル。日本人にしろ、中国人にしろ、観光客がまず行くのが「南京路」という歩行者天国になっているショッピングストリートだ。


たくさんの観光客でにぎわう上海南京路

例によってカメラを前にポージングをとる人たち

南京路にある母子の像。

 上の像、子供の担いでいるしゃもじみたいなものは何なんだ?とプチ興味を持つ人もいるだろうが、今回注目するのはそこではない。今回は腕とか足とかの部位に注目してほしい。多数の人に触れられたからきっと、素材の金色が露出したのだと思う。

 では、なぜに露出してしまったのか。



 このように、上海記念として、像と一緒に記念写真を撮る人がたくさんいて、次から次へと触られるためだ。別に像と一緒に撮っても問題ないが、写真を見て回顧したところで、この像が何者かわからないだろうがいいのだろうか。

 これはまだ、すごく行儀がよい人々だ。次ページでは像の母子をぞんざいに扱う人々も結構見つけたのでこれを紹介したい。


何のポーズだろう?

 

 
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