世界は奇跡を求めてる
海外出展ブースには見たことないジュースがたくさんあった。しかも栄養ドリンクが多い。
寝なくても眠気が覚めたり、朝まで飲んでもふつか酔いにならなかったり、そんな奇跡みたいな液体が好きなのは僕だけかと思ったらどうも世界のひとも好きらしい。安心だけど心配だ。
エナジードリンクの隆盛にはやっぱりレッドブルの成功が背景にあるらしい。
もちろん、エナジードリンクじゃなくて珍しいジュースもたくさんある。
牛乳の味が変わるストローがエナジーではないけど奇跡系(そんな系ないが)である。「水だとだめなんですか?」と聞いたところ「脂肪分がないので…」とのことでした。
なんか浮かれて無邪気な質問ばかりしている気がする。
ウンプ、ピタンガ、ルロと印象派の画家みたいな名前が並んでいるが果物だ。
ウンブがなにかを聞くと、梅みたいな味とのこと。飲んでみるとたしかに「梅みたいな味」と呼ぶのがぴったりの味だった。梅みたいな味ですよ。
人の集まるところに肉か酒あり
会場のあちこちで試食をしているのだが、人だかりがあるところはたいてい肉か酒だ。
ふらふら寄っていくと肉を削って分けてくれる。酒を注いでくれる。天国みたいな状況である。そしてそれがどれも間違いなくうまい。味が濃い。
味が濃厚
日本酒の酒蔵のブース
アメリカのビールのブース。笑顔。
おまけ・字がかわいい
どこの国もカタカナで国名を書いているのだが、その文字が味わいがあるのだ。
飲食店のメニューの文字はちょっとよれよれしてたほうが美味しく感じるのだが(その点については以前「おいしそうな文字研究」でまとめました)、この海外ブースもそれを狙ったのだろうか。だって、オランダとか超うまそうですよ。
外国の食べ物は全般に味が濃厚ですね
ブラジルのお醤油がありました。
怖いフォント。
意外に世界は近い
香ばしい匂いを発している肉が人気だったり、ジュースは濃厚だったり、わかりやすく美味しいものが人気だった。世界といっても、おいしい・まずいの評価軸は変わらないのかもしれない。か、日本人向けにアレンジされているだけかもしれない。
むしろ日本食紹介コーナーにいたお母さんがいちばん遠い気がした。