食べられる食品サンプル作り第2段階
汁ものを固めるといえば寒天しかあるまい。早速カレーに寒天を混ぜてみた。
食品サンプルのようにお皿からパカッと外れるように、皿にバターを塗ってからカレーを流入。冷蔵庫で冷やしてみる。
固まった時点ですでにサンプルみたいに見えるのでおどろいた。
私が興奮しているからそう見えるだけなんだろうか。だって、お皿を縦にしてもカレーが流れてこないんだ。サンプル以外の何ものでもないじゃないか!
もう心の中でサンプルサンプルうるさい。
目の前で本物のカレーがサンプルみたいになっているだけでほとんどお腹いっぱいになってしまっているわけだが、今日はこれを食べてやろうというのである。
まじかよ、だってこれサンプルだよ?
ぼこっと、スプーンですくうと割れるようにジャガイモの部分が取れた。と、同時にそれまであまり感じなかったカレーのにおいがただよってくる。
おお、これは食べられる食品サンプルだ。ぱくり。
次はいよいよサンプル界のボスキャラ
目で見てサンプルな食品を口に運び、そして食べる。なんだそれは。我ながら何がなにやらで嬉しい。固まってしかも冷めているのにカレーが美味しく感じる。
ちなみに2,3口食べて気分は十分味わったので残りは普通に食べようと温め返したところ、普通のカレーのように熔解した。サンプルとモノホンを自由に行き来してる。すごいぞ。
これで波に乗ったぞ。次はあれ、いきましょう。
もはや食品サンプルの代名詞といってもいいフォークの立ったナポリタンだ。
実際店頭で見かけることは少なくなった懐かしの一品でもあるが、食品サンプルを扱う店のホームページなどを見ると今でも現役でサンプル界で幅を利かせているのが分かる。
さあ、どうやったら食べられるサンプルナポリタンを作れるだろう。
うーん。そうだ、凍らせたらどうだろう。