これが鬼のミイラだ
体は大きい。それだけでけっこうな迫力がある。体操座りした状態でも150センチくらいの高さがあったのではないだろうか。立ち上がったら2mではすまないだろう。頭は大きく、長い。角はないか、少なくともはっきりした形では見えない。
これが本物なのか、それとも誰かが作ったものなのかはわからない。しかし、「作り物だとしたら、ちゃんと人を怖がらせる意図のある造形だ」というのは大北君のコメント。
今回、住職にミイラについての話を伺いたかったのだが、多忙のため取材を断られてしまった。そのかわり、本堂内にはこのミイラについての新聞記事が展示されており、そこからミイラについての情報を知ることができた。
このミイラは、もともと地位のある人の家宝として伝わっていたものが、大正時代に大分に売られてきたのだという。 |