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はっけんの水曜日
 
滋賀で新茶を摘んで飲んだ

■彦根城はひこにゃんだらけ

 お茶が出来るまで、彦根城で見かけたひこにゃんで和んで下さい。色々揉めたりしてましたが、可愛いね、ひこにゃん。


「本日のスープ」とか「本日のランチ」みたいな表記のひこにゃん。曲げた膝が可愛いんだ。見たかったけど時間の都合で断念。
さすがGWという人出。彦根城の天守は90分待ちでした。それを伝えるひこにゃん。正座は恐縮の現れでしょうか。
耳がないので、冷静になって見るとネコかどうか判らなくなるひこにゃん。しかし可愛い。
にぎわい市のゲートもひこにゃん。彦根城はホントにそこらじゅうにひこにゃんがいました。凄いなぁ、この人気。

 

■ガスタンクみたいな建造物

 ついでにもう一ネタ。琵琶湖の湖岸道路を走っていたら、ガスタンクの様なものが見えてきた。

「ん?リゾート地にガスタンク?」と思ったら・・・。


ガスタンクにしか見えない。なんだ、アレは?
木で隠れて見えないけど、「プラネタリウム」でした。

プラネタリウムだった。

しかしどこからどう見ても、色の加減や形が完全にガスタンク。作った人はよほどガスタンクが好きなのだろう。


 琵琶湖ドライブの間中、お母さんがずっと運転してたんだけど。この運転がなかなか怖かった。

「赤!赤ですよ!!」

「あらやだ、1個先の信号見てたわ!」

なんて事が何度かあった。ペーパードライバーでゴールドなら判るが、こんな調子で車に乗っててしかもゴールドなんだから世の中不思議だ。

きっと案内とか考えない普段の運転は安全運転なのだろう。きっとそうだ。そう思いたい。

さて、夕方ですしそろそろ帰宅でしょうか。

 

■新茶を摘んでお茶を淹れるまで その4 仕上げ焙煎

 彦根城と琵琶湖をぐるりと行ってきて、帰ってきたらフライパンの上で茶が干からびていた。おお!これはかなりお茶っぽい。更に仕上げの焙煎をしたら完成だ。


まだちょっと乾燥が足らない感じだったので、更に焙煎。

朝から始まったお茶作りが結実。さぁ、飲むか。

ご飯の後のティータイムで飲むことにした。果たして美味いのだろうか。

 

■新茶を摘んでお茶を淹れるまで その5 お茶を淹れる

 急須に茶葉を入れたら、大体1回分の量になった。ここまでの手間を考えると、1杯で終わりかー、なんて気にもなったが仕方ない。ポットからお湯を注いでしばし待った。


熱湯を注いじゃう。ホントは熱すぎちゃダメなんだけどねー。

急須の中で広がった茶葉。可愛い。

 

■新茶を摘んでお茶を淹れるまで その6 味わう

 ついにお茶がはいった。お土産として持ってきたごまたまごをお茶請けに、自家製煎茶を味わってみましょう。


意外な事にちゃんと緑色。匂いもちゃんとお茶。

「ほこり」も浮いている。新茶の証明。

「どれどれ」

「まぁ、美味しい!」

意外なことに、自家製煎茶は美味しかった。お茶って自分で作れるんだー!という驚きがあった。

「あれ、美味しいですね、コレ。」

「まぁ、美味しい!こんな美味しいお茶、初めて飲んだわ!」

まぁ、元女優の言うことなのでほどほどに受け止めておこう。

 美味しい美味しいと良いながら、お母さんはごまたまごを2個、お茶で流し込んで自分の部屋に帰っていった。「よう食いますねー、ご飯の後に!」と言ったら、

「別腹よ、別腹!お菓子食べるために晩ご飯は少なくしてるのよ!」

と言って笑っていた。お菓子のためにご飯を減らすって。千秋か。

「ついでにこれも別腹。」

別腹を連呼して別のお菓子も持っていった。


■お茶は自分で作っても美味い

 思いつきで始めたお茶作りだったが、意外に美味しかった。自分で作ったから美味しかったのか、作りたてだったから美味しかったのか、よく判らないが美味しかった。

 しかし大変だった。お茶作りは大変だ。手間を考えたら完全に買った方が良いと思う。これからは、お茶を飲む時はそれを作る大変さに思いを馳せながら飲むことにしたい。そしたらきっともっと美味しく感じるだろう。

 

「じゃあまた今度お茶を作りに来ますねー!」

「あんたたち1年も来ないつもり?また来なさいよ!」

楽しい2泊3日でした。


 
 
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