これはダメだ。仕事をしている人にメガネをずらしてもらえませんかと頼んだりしてはダメだ。
しかしここで、実直そうな2コマ目の店員さんの写真をみて、あることに気づいた。メガネがずれていることにより、むしろ一生懸命さや必死さが伝わってくる場合もありそうだということだ。メガネがずれるほど大変。直す暇もないほど大変。
メガネがずれた状態のダメさに着目して進めてきたが、これは記事によっては効果的な演出として使えるかもしれない。
鍾乳洞へ向かう
というわけで、鍾乳洞に行ってみることにした。
あまり有名ではない(と思う)が、岩手にはなんと日本で一番長い鍾乳洞がある。県北に位置するその洞窟は安家洞(あっかどう)といい、総延長23,000mにも及ぶそうだ。
いつか記事中で紹介できたらと考えていたのだが、上の説が正しければ、メガネをずらしてレポートすることで洞窟内のあらあらしさをよりグッとくる感じでお伝えすることができるはずだ。
日本一の鍾乳洞とずれメガネの可能性。ふくらむ期待を胸に、山を越えて車を走らせていると、 |