肉を食べている様子を連写する

新たに加わった橋田さん、安藤さん、そして工藤さんと古賀の4人で焼き肉店にやってきた。1人ずつ、食べている様子を連写してうっかり顔をとらえていきたいと思う。

みんなガタガタだ

1人2回づつ、120コマを撮影したのだが、やはり食事中は顔が崩れるようだ。予想以上にうっかり顔が採取された。まずは安藤さん。

安藤さんの食事写真1回目　12/60 UK
安藤さんの食事写真2回目　26/60 UK
・食べ物を口に含んだ後、ぐっとうっかり率が上がった
・咀嚼しながらのまばたきは確実にうっかり顔に　

なにしろ、安藤さんはまばたきが長い。まばたきをするとあわせて4コマはうっかり顔になってしまう。さきほどの工藤さんとは対照的だ。

話によると、安藤さんは日ごろからうっかり顔に撮られやすいという。たまに白目になることもあるそうだ。

白目ですか！　白目といえばうっかり顔のなかのうっかり顔。工藤さんのようにうっかり顔になりにくい人がいる反面、安藤さんはうっかり顔になりやすい人ということなのだろうか、と、思ったら、次の橋田さんもすごかった。

橋田さんの食事写真1回目　26/60 UK
橋田さんの食事写真2回目　22/60 UK
・熱いものを食べるとうっかり顔になりやすい
・スプーンが大きく、一口の量が多いのも要因に
・吹き出すなど、笑顔はうっかり顔を量産する

安藤さんより多い結果だ。食べるという行為はかなり人をうっかり顔にさせるということが分かる。

ビビンバが熱いという決定的な要因に加え、橋田さんは撮影中に笑ってしまった。これがうっかり顔を大量生産させたようだ（あくまで通常の食事シーンを撮影するため、撮影しながら世間話をしていた）。

そんな2人の後で、思いのほかうっかりを出さなかったのが私、古賀である。

古賀の食事写真1回目　9/60 UK
古賀の食事写真2回目　5/60 UK
・咀嚼のときに、すぐ次のご飯を箸ですくうために下を向いていたため、うっかり顔が回避された
・つまり、早食いはうっかり顔になりにくいようだ

うっかり顔を撮られないためには、咀嚼中とまばたきの最中は下を向くといい。当たり前すぎてうろたえるような事実が、高速連写ができる最新カメラを使った結果分かった。

それでもやっぱりうっかり顔は合計で14枚撮れている。うーん。

では、工藤さんはどうか

下を向かない限り、食事中はかなりの頻度でうっかり顔になってしまうことが分かった。

では、先ほどうっかり顔知らずぶりを見せた工藤さんはどうだろう。食事中でもその力は発揮されるだろうか。

工藤さんの食事写真　1回目　6/60 UK
・咀嚼をする口だけがピンポイントでうっかりしていた

工藤さん、やっぱりすごかった。何がすごいかというと、説明の前にまずは、うっかり顔の一部をご覧ください。

何かお気づきにならないだろうか。

そうなのである、いくらうっかりしていても、鼻から上はほとんどブレていないのだ。分かりやすくするため、目だけ切り出してみた。

咀嚼のときに口以外のパーツがほとんどピシッと決まっているのだ。まばたきも1回もしていなかった。

さらに分かったことがある。工藤さんの記事のなかにはよくカッっと目を見開いた迫力のある顔写真が掲載されている（参考記事：体脂肪率自由自在）。私はずっとあの顔は撮影用に作った顔だと思っていたのだが、どうやらあの表情も特別意識して作っているわけではないようなのだ。

作らずに、素でこの瞳孔の開きぶり。やっぱり工藤さん、選手だ。何の選手かはわからないけれど。