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フェティッシュの火曜日
 
ドイツの犬が怖い


ただいま私、なぜかドイツに来ております。ベルリンに滞在中のため、ブランデンブルグ門やあの「ベルリンの壁」などといった歴史的スポットには事欠かないのですが、やはり興味をひかれるのは「やたらでかい送電線がある!」とか「HARIBOのグミが日本より種類が多い!(テディベアのグミでおなじみHARIBOはドイツ出身)」とか「男性便器がやたら高い位置にある!」と、何でもいいようなことばかりです。

ですが今一番言いたいのは「ドイツの飼い犬が怖い」ということです。イッヒ怖い、怖いよー。というわけで、以下ざーっとご紹介したいと思います、ドイツ犬(どいついぬ)を。 

乙幡 啓子



その1:放し飼いだ

ドイツの人はよく犬を連れている。犬が好きな国民ということでは日本と変わらないようだ。

が、ドイツの人はほぼ皆大きい。普通のそこらへん歩いてるオッサンでも2mくらいあったりする。だからかどうかわからんが、飼い犬は大きい犬が多い。ほんと多い。

大きいからといって、ゴールデンレトリーバーみたいな穏やかな犬より、怖そうなドーベルマンみたいなのを連れている人が多い。

でも放し飼いだ。


こういうレベルの犬です。間違いなく大型犬。
これでも自転車の男性が飼い主です。野良じゃないよ。
大都市ベルリンのど真ん中で、リードもつけずにお散歩中。
こういうツルンとした犬も、怖そうですがのびのび歩いてます。

 

その2:繋いでいてもただ怖い

日本でもおなじみの、「買い物がてら散歩に連れてこられてスーパーの店先にちょこっと繋がれている犬」であるが、ここはドイツだ。店先にちょこっとではなくどっかりと繋がれている。怖い。怖くてスーパーに入れないよう。


だってこういう方が見てますから。
細面ですが体はでかい。
でかい犬、かけることの5。ご主人も何だか怖い、というのもご主人、パンクファッションに裸足なんだ。
もちろん犬も怖い。見てこの目。

 

その3:たまに小さいのもいるっちゃいる

日本ではおなじみの、ミニチュアダックスフントなどの愛玩犬。もちろんドイツにもいたが、小奇麗でちゃかちゃか動く日本の犬と違って、ぼっさりした犬が多いみたいだ。個人的にはこういう犬が好きですけども。


ぼさーっ。日本ではもっと小奇麗な気がする。
小型犬も服なんか着てるやつはいない。

 

その4:怖そうだがよく訓練されている

街中いたるところででかい犬を放し飼いしているものの、どうやらよく訓練されているらしく、リードも繋いでないのに信号でちゃんと止まって待っていたりする。

そして電車の中にもどんどん連れて入っていいようである。ベルリン都心を走る主要交通でこの有り様だ。だが吠えることもなく、ご主人のそばでマッタリしている。


どこを渡ればいいかわかっているようです。
これ、駅のホームです。日本ではまずありえない。
盲導犬、介護犬、聴導犬というわけでもなく、普通におそばにいます。
「降りる人が先でしたね、ご主人殿」

 

その5:でもやっぱり犬だ

と、このようによく訓練されているが、やたらカメラを近づけたりしてはいけません。


ふつうに吠えられます。番犬合格。

と、ちょっと滞在したくらいで「ドイツ犬はこうだ!」と決め付けるような記事を書いてしまいましてすみません。そこでもっと決め付けさせていただきますけども、ドイツでは飼い犬を、わりと自分の子供のようにしつけているように思いました。べタッとかわいがりつつも服従関係、というより、ちゃんとした人格(犬格)を認め、仲間として共に暮らしているような。

と、ここで日本と海外の違いをうっかり論じそうになりますが、たまの外国旅行で浮かれた果ての戯言と思ってひとつ。ではまた、アウフ・ヴィーダーゼイエン(さよなら)!


 
 
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