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フェティッシュの火曜日
 
江戸前天麩羅の高級ネタ、ギンポを釣りたい

ギンポの天麩羅を食べる

家についてさっそく、まだ生きているギンポを捌く。ギンポの捌き方は基本的にウナギと一緒なので、戸惑うことはなにもない。けっこうヌルヌルするが、ウナギに比べればまだだいぶマシである。

ちゃっちゃと背開きにして、ちょっと固そうな背びれを切り落とす。開いてみると、身が思ったよりも厚くて、なかなか食べ応えがありそうだ。

こいつを一匹まるごとのまま天麩羅にする。なんだかデイリーの連載でやたら天麩羅を揚げている気がする。


小さいフライパンで揚げたら、はじっこがちょっと焦げた。油をけちったらダメだな。

天麩羅は醤油をちょっとつけて食べるのが好きなので、ギンポもチョロリと醤油を垂らして、揚げたてをいただく。

私はおいしいものを食べるとニヤけてしまうクセがあるのだが、こいつを食べた瞬間もやっぱりニヤニヤしてしまった。


うまーい。ニヤニヤ。

さっきまで生きていたギンポは皮の部分がプルプルしていて味が濃く、身はふっくらとしているが弾力がある。そして普通の魚に比べて断然甘みが強い。


骨はちょっと硬かった。

 

ギンポとウナギの違い

ギンポという魚、見た目はウナギに似ているのだが、食べてみると味はまったく正反対。ウナギがコッテリとした「脂」のうまさなのに対して、ギンポは良質な「タンパク質」のうまさ。その弾力はまるで鶏肉のようであり、天麩羅にして油と一緒に食べると、そのうまさはふんわりと開花する。

試しにギンポを蒲焼きにしたら、マムシみたいな食感になった。マムシを食べたことはないのだが。やっぱりギンポは天麩羅だ。


脂っ気がない。ダイエットにはいい気がする。

釣ってたのしく、食べておいしい。

いやあ、遺跡って本当に素晴らしいですね。

楽しい一日でした

ギンポを持って意気揚々と歩いて帰る途中、たくさんの園児達が磯遊びをしているのを横目に、「30才過ぎてやっていることがこの子達と一緒だね」「あはは」みたいな会話を友人とした。

それはきっと幸せなことだと思った。

子供達よ、ここは鎌倉時代の遺跡なんだぜ(木村さんの受け売り)。

 
 
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