サザン通り商店街では、6月のサザン結成30周年の日にさまざまなイベントを開催しておおいに盛り上がったのだという。
「お茶屋の小林さんとこが仕切ってくれたんですよ。あとラーメンのじゅんちゃんも、八百浜さんとこも、あと肉屋のこじまさんのとことタオル屋の・・」
子供の頃、僕は近所の商店街があまり好きではなかった。地域の中にいるよりも、派手で大きな郊外のスーパーへ行きたかった。それが今は逆にこういう「繋がった社会」にすごくあこがれてしまう。なぜだろう。できれば自分の子供もこういう社会の中で遊んでほしいなんて思ったりする。でもたぶん今の子供たちも大きくなってようやくこの商店街を懐かしく思うのだろう。もったいないな、と思う。
そうだ、今日の目的はサザンの新譜の予約なのだ。エトアールさんで教えてもらったCDショップへと向かおう。なんでもそこは桑田さんが学生の頃足繁く通っていた場所なのだとか。
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