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土曜ワイド工場
 
ゼリーの蓋を自動で開けてくれるマシーン

蓋開けマシンというより引っ張りマシン

じゃあ自動蓋開けマシンを制作しようと思う。

それでだいたいどんな風に作ればいいか考えた結果、ゼリーの蓋を開ける動作は引っ張る動作だから、引っ張るようにすればいいやということでこんな感じにしました。


まず本体部分を作る。いきなり完成してるのは加工をすべてお店でやってもらったから。 こんな作りです。
引っ張りエンジンはタミヤの6速ギヤボックスを使ってみます。
モーターで回る部分に糸を結びます。これでどう引っ張るかだいたい分かりますね。
すごくこだわった部分がこのボタン。ボタンは良い。このボタンが使いたいために作ってると言っていい。
モーター・ボタン・電池を配線する。スペースのわりにすごい簡素。
紐の先端にクリップを付けて完成。

白さがまぶしい。

検討付くかと思いますが、これはこうやって使います。


赤いきつねでテスト

うっかり「この線まで開けてください」のところを 大きく越えてしまうほど開けれた。

 

でもこのままだとゼリーを開けれない蓋開けマシン

自動蓋開けマシンは完成した。 赤いきつねでのテストもうまくいったのでこれでもうゼリーを食べるときベトベトを気にしなくて良いはず。


ボタンを押すときはどんなときでもドキドキする。


開けれなかった。惜しいところまでいくんだけど、クリップが滑って蓋から外れてしまう。 ゼリーの蓋は赤いきつねより滑りやすくまた強力に接着されてるみたいだ。


無念の跡。

 

クランプでゼリーを開けれる真自動蓋開けマシンに

急遽近くのホームセンターに行って、もっと強力に挟めるものを探してきた。


なるべく強力な物を、ということでクランプ(資材を固定するための工具)を買った。
資材を固定するための工具でゼリーの蓋を挟む。
こんな手応えのないもの挟ませて申し訳ない気持ち。

 

途中、糸が外れて手間取ったが 、ビローっと蓋を開けることが出来た。もちろん手は汚れていない。

これからはゼリーも人生も自分の手を汚さない生き方をしていきたいと思います。


どうぞ食べてくださいと言わんばかり。

いつもの6倍おいしいです。

これからの時代は一家に一台

ゼリーを手で開けると手がベトベトする。 ベトベトした手は水で洗い流す。だけどこの自動蓋開けマシンがあればベトベトしないから水を使う必要がなく節約になる。

なのでこのマシンは昨今のエコ風潮に最適ではないだろうか。21世紀には一家に一台。 そんな未来なら楽しく生きていけそうな気がする。

蓋が似たような物であればなんでも開けられる。

 
 
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