ぼった/ぼったら。
埼玉、東京、千葉にまたがって繰り広げられる、ミステリアスな小麦粉B級グルメ…。
「とりあえず食べに行けるところから攻めてみよう、そして一体どんなものか確かめてみよう」
と思って、まずは北千住に行ってみた、
……のだが。
下調べして、一番有名とされている「I」という店に狙いをさだめ、電話で「今日、営業していますか?」と確認して、ストリートビューで道覚えて行ったのに、「準備中」のフダが…。
インターネットのグルメサイトでは、昼休憩の時間があるなんて書いてなかったよ、インターネットの情報ってアテにならーん! ここに書くのもナンだがアテにならーん! と思いながら、駅前のマンガ喫茶に入って再検索。
とくに有名ではないけれど、とりあえず営業している店に飛び込んでみた。
さっそくもんじゃを注文。
鉄板に乗せた時点で、分かった。
確かにもんじゃの汁が固い。
もんじゃは、先にキャベツなどの具を炒めて、円形の土手を作ってから汁を入れないと、ちゃんと焼けない。でも「千住のもんじゃ=ぼった」は、汁・具を同時に乗せても、ちゃんと焼けてしまう固さなのだ。
もちろん、お好み焼きよりは、ずっと柔らかいのだが。 |