こんな感じでした
モーター音が高まるとともに目の前の殺風景の流れが加速していく。F1や野球選手が「灰色の景色になって世界が止まる」という表現をするが、あまりにもど素人なため一瞬でその境地に。
体感速度としてはジェットコースター並みだが、体感安全保障はジェットコースター並みでない。正座してただ取っ手につかまっているだけなのだ。
そして水の上をはねる。この水が固い。何か別の水を使ってんじゃないかというくらい固い。手を離して水面に放り出されたときのことを想像する。固い水の上をばいんばいんと水切石のようにはねて骨が折れる。想像したらすぐ死んでしまう。
コーナー時は特に恐ろしい。重力の変化もさることながら跳ね方も勢いを増す。正座をしながら座面の固さを思い知る。い痛゛だだだの前に怖い。さっきからずっと怖い。せ、生命保険に入りたい!ニッセイレディ!ニッセイレディ!
撮影失敗
同行してくれた友人には、おれを撮れ、と言っておいたのに彼はおれじゃない人を撮っていた。黄色のメットに赤いボートがおれだと言っておいたのに「その人は顔が必死すぎてさすがにこれじゃないだろうと思った。」と言っていた。怖かったんです!ほんとうに! |