あった
威勢の良い中国語をかきわけながら進んでいくと、ほどなく見つかった。ずらりと並ぶ腐乳。さすがアメ横センタービルだ。 それにしても、味の濃さからいって何ヶ月持つんだと心配になるくらいの大きめボトル。400円。
いただきます
瓶を開けた瞬間から、生ゴミ臭がたちこめる。換気扇を大回転させつつ、三つの味を食べ比べてみよう。
■ 白腐乳
しょっぱい。コクよりしょっぱさが勝ってしまっている。もうすこし塩気を抑えればきっとおいしいと思うのだけどなあ。 これはこのまま食べずに調味料として使うと良い感じかもしれないぞ。
■ 辣椒腐乳
メーカーは違うが神戸で食べたものと同じ味だ。おいしい。塩気も抑えられ、ちゃんとコクが生きている。
これを爪楊枝でちびちびつつきながらお酒なんか飲んだらたまらないだろうな。これからもコレ買います。
■ 紅腐乳
カビくさい・・・。紅麹の持ち味なのだろうが、ちょっと構えてしまう匂いだ。腐乳の匂いプラスカビ。つまり、生ゴミ臭+カビ臭。 いやいや、食べ物に対して匂いの先入観は持ってはいけない。今まで他人にしつこく啓蒙してきたではないか。
おそるおそる口に運ぶと・・・匂いそのままの味だった。
広めたい
豆腐ようの知名度にくらべてあまり知られていない腐乳だが、好きな人はハマる事間違いなし。個人的なオススメは辣椒腐乳です。 そのまま食べる事に抵抗がある場合は、塩をいれずにこれだけで野菜いためを作るととってもおいしいですよ! (紅腐乳も工夫を凝らして消費していくぞー・・多分。)