なにやらボタンの付いた魅力的な機械、そこから伸びる電線のような糸。その行き着く先が、標的だろうとは思うのだが・・・。
ところでご存知のとおり、射撃には「クレー射撃」と「ライフル射撃」とある。ここで紹介するのは静止した標的を撃つ「ライフル競技」のほうだ。そして大学では空気圧で発射するエアライフル競技と、火薬で発射するスモールボアライフル競技の2種類を行っている。
ここはエアライフル用の射撃場で、標的への距離は10m。その標的とは、下の写真のような10cm四方の紙だ。この紙を、いちいち10m先まで交換しに行く手間を省き、安全に機械で交換できるようにしたものが例の機械、この「マト、替え太郎」(ウソ)。このボタンを押してみていいというので、私と友人の素人取材陣はそれだけでも大興奮でパシパシ押しまくった。
いじってみると、想像以上のスピードに驚く。ガーッと3秒ほどで所定の位置に標的を運んでしまうのだ。まあ練習や競技で悠長に待ってる暇はないだろうからな。 |