札幌の場合
北の大地、北海道ではどうだろう。土地が広いからみんなゆっくり歩いてるのか、それとも広いから逆に急がないと暗くなっちゃうのか。
当サイトライターの小柳さんに調査をお願いした。
雪が降っていて白線だかなんだかわかんない写真が来たらいいな、とか思っていたのだが、いたって普通の横断風景だった。子供は半ズボンだ。そりゃそうか、9月か。
では早速小柳さんによる札幌の歩く速さ調査の結果を見てみよう。
小柳さんによる調査in札幌
札幌の歩く速さを計ってきました。
白線10本を渡る平均タイム 8.3秒
計測中に小柳さんが気づいたこと
・車がまったく通ってなくても赤信号だときちんと待つ人が多いような気がする ・青信号になってからではなく青信号になりそうなタイミングを見計らって歩き出す人が多いような気がする
車がいなくてもちゃんと待つのはえらい。2番目は東京での印象と同じだ。
やはり東京よりずいぶん遅いぞ!
小柳さんによると札幌での白線10本分の横断時間は8.3秒。東京の平均値が6.2秒だったのでやはり札幌の方が歩くのが遅いことがわかった!写真を見ると東京に比べ圧倒的に人が少ないので歩きやすいから速くなるのか、と思ったがそうでもないようだ。深いぞ、歩く速度。
他の地域はどうだ。
盛岡の場合
続いて東北を代表する当サイトライター櫻田さんに岩手の調査をお願いした。
送られてきた写真は北海道同様、かなりのんびりとした感じの、というかほとんど人の気配のない写真だった。調査結果を見てみよう。
櫻田さんによる調査in岩手
白線10本を渡る平均タイム 9.4秒
計測中に櫻田さんが気づいたこと
・歩くのが遅いわけではないが、歩行者が横断を急いでいる雰囲気はあまり感じられませんでした ・ちなみに僕は横断歩道はとにかく速く渡りきってしまいたいので、ひとりで移動中であればほぼ小走りです
盛岡は札幌よりさらにゆっくり!
結果より盛岡の人たちの歩く速度は東京、札幌よりさらにのんびりしていることがわかった。すでになにか見えてきた気がしないか。そう、人がたくさんいるほど歩くのは速くなるのだ。
のんびりした場所だと自分のペースを崩さないのだが、まわりに人がたくさんいると対抗意識とか危機感とかが顔を出して結果歩くのが速くなってしまうのではないか。論文みたいな記事になってきた。ではこの仮説を証明すべく、次の調査結果を検証しよう。