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ちしきの金曜日
 
二大迷路商店街

■九州代表、旦過(タンガ)市場

鶴橋ほど名は知られていないが、とて
も素敵な迷路商店街が北九州は小倉にあった。ちょうかっこいいよ。


良い曲がりっぷり!床の素材感もぐっとくるが、なんといっても万国旗ってのが良い。

その名は、「旦過市場」。「旦過」は 「タンガ」と読むそうです。公式ホームページによると名前の由来には諸説あるようです。響きがいいよね 「タンガ」って。強そう。きけば「北九州の台所」との異名をとるらしい。こんな台所、我が家にもほしい。


入り口はいたってふつうの商店街のふりをしている。

魅力的な狭さ。そして期待感が高まるやんわりしたカーブ。

いいね!いいね!この脚線美!(手前のお客様のおみ足のことではありません)

ついついつられてふらふらと歩き回っていると、こういういかにも市場然とした魅力的なエリアへ。

さらに奥へと行くと、こんな風にざっくばらんな佇まいになる。エクセレント!で、ここはどこ?

万国旗に誘われるように歩いていく様は、まるでヘンゼルとグレーテルみたいだと思った。しかし行き着く先はお菓子の家ではなく、鮮魚の家だ。

この旦過市場、規模で言えば鶴橋よりずっと小さいのだが、迷い方が尋常ではない。どうしてかと思ったら、ここ、道が二重の三角形になっているのだ。



これじゃ迷うはずだ。人間って碁盤の目状のほうが迷わないはずなのに、そのくせほっとくとこういう街筋をつくってしまう。おもしろい。

 

■しかも水上建築

上の地図で分かるように、この商店街の西には川が流れている。この川側から商店街の背中を眺めると、これがまたびっくり。


なんと水上建築だった。しかもかなりの使い込まれよう。すてきだ。

再開発の話もあがっているとのこと。この姿を見たい方はお早めに。

■全国の迷路商店街をたずねたいぞ

古い商店街って、戦後闇市が元となっているケースが多い。たぶんきっちりした都市計画じゃない出自だとこういう迷路になりがちなんだろう。全国にはまだまだたくせんの迷路商店街があるはずだ。ひとつひとつ訪ねてみたい。

旦過商店街の裏の川にはなぜかサギやらトンビやらがたくさんいました。どうも誰かが餌付けしているみたい。

 
 
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