三輪目が肝だ
ベダルで回転するのもブレーキをかけて止まるのも、そして体重を置いておくのも三輪目の部分に集中している。セグウェイにもう一輪ついた形というよりは、この一輪に二輪がくっついたと考えるのが筋なんじゃないだろうか。となると、「三輪車版一輪車できた!」なるのが論理?いや、それは絶対にちがう、と体験したおもしろ感覚が論理を超える。
え!?二輪でもできるの!?
二輪でできまへんの?とみんなが気になってることを身代わりになって聞いておいた。「できんこともないです。」と驚きの答えが。
ただその際は26インチ以上の車輪にして、輪の中心から下に降ろしたところに重心を置く、と。技術的にも難しいようだし、何より不恰好だ。そんなでかい車輪はセグウェイではなさそうだ。
基本的な技術が支えている
たとえばこのフレームの素材を何にするか?鉄でいくとなったらどの鉄でいくか?角度は?長さは?ベアリング入れる?さあ、セグウェイを自転車で作ろう、という絵から実際のこうしたおもしろ自転車体験に落とし込む最後のところは技術者の腕なんだそうだ。
今の会社を作る前から変わり自転車に携わっていたので25年以上の技術力。ここはセグウェイにも負けんだろう。いや、負けたとしても、この自信に満ちた表情対決ならセグウェイにも絶対に負けないだろう。顔ならいける!