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ロマンの木曜日
 
俺はゲバラだ!
ようするに、こういうことです

ときどき、チェ・ゲバラの写真がプリントされたTシャツを着ている人を見かける。(→こんなシャツ
チェ・ゲバラとは、アルゼンチン出身の革命家で、キューバの建国に大きな影響を与えた人物だ。
ジョン・レノンが「世界で一番かっこいい男」と評すなど、そのカリスマ性から、現在でも既存の社会体制に批判的だったりそうじゃなかったりする若者に人気がある。

そんなゲバラTシャツを、自分の写真で作ったらどうなるかなあとおもってやってみた記事です、これは。

工藤 考浩



ゲバラとTシャツと私

そもそもなぜゲバラTシャツを自分の顔写真で作ってみようと思ったのかというと、以前僕がむくんでいる写真を加工して作ったトートバッグが、ちょっとだけそれっぽく仕上がったことからはじまる。
それに、まったくどうでもいいことだが僕とゲバラの誕生日が一緒で、なんとなく親しみがあり、若いころから彼の著作を読んでいて、要するに僕自身がゲバラファンでもあるのだ。
このトートバッグの図案を見て、ちょっとゲバラになってみたくなってしまったのである。
そのために、髪とヒゲを伸ばした。


ちょっと違うけどなんとなくまあそんな感じではないか

まずは帽子から

だいぶ髪が伸び(数ヶ月かかった)、そろそろゲバラに挑戦できそうになったので、ゲバラのシンボルともいうべきあの帽子を入手すべくあちこち探した。
ネット通販で「ゲバラがかぶっている帽子」というのを見つけたので、「おお、これだ!」と喜び勇んで購入した。


届いたのがこれ

しかし、届いた商品が思っていたのとちょっと違う(5000円近くもしたのに)。
Made in chinaと書いてあるし、微妙に形がおかしい。
ホントにこれでゲバラになれるのだろうか?


Made in chinaって書いてあるなあ

けっしてゲバラとはいえない。これは違う国の軍隊だ

工夫で乗り切る

のっけから大きな誤算だ。
どこが変なのか、本物の写真と見比べてみたところ、頭の周りに本物にはないフチがあるのが問題だということがわかった。
そこを内側に折りこんでかぶってみたところ、ちょっとだけ本物に近づいた。
とはいうものの、まだゲバラとの差には埋めがたいものがある。


こんな写真が撮れていて自分のことながらながら、引いた

 

 
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