10通ずつ入れていきます

とにかく手紙の積み方など何も考えず、10通ずつ靴箱に投入していこう。

入れながらもこんなに大量のラブレターなんてそうそうもらえるものじゃないぞ、正解の歴史で靴箱にここまでのラブレターが入っていた人は10人もいないんじゃないか、いや、5人ぐらいか、などと考えていた。

そもそも私が行っていた小学校〜高校は靴箱に扉がついていなかった。当然ラブレターが靴箱に入っていたという話は聞いたことがない。靴箱からどわーっは、マンガのなかでの「お約束」表現なので現実度はどうでもいいのだが、今日ここでちゃんと再現できるのか、心配だ。

まずはどうなったか、コマ送りにしてみました。どうぞ！

210通のとこでなだれていました

なんと、252通は余裕で靴箱のなかにおさまってしまった。えー！　　ただ、上のアニメには入っていないが実は210通を入れたところで一度バラバラっと手紙が滑り落ちるというシーンがあった。

なだれ出はしたものの、ぐっと奥まで詰めればまだまだ余裕で手紙が入ったので残りを入れ続けたところ、今度はぎゅうぎゅうに詰まってなだれ出るよりも手紙が出にくい状態になってしまった。

「手紙があふれ出る」というのに必要なのは、どうやら手紙の数ではなく、入れ方のようだ。

きっちり詰めれば手紙は落ちてこない。ガサガサとアンバランスに詰めれば少量でもバラバラと落ちてくる。

数を入れればいいという話ではなかったのだ。

そこで、今回のミッション「靴箱のラブレターは何通であふれ出すのか」については

手紙の入れ方のバランスや靴箱のサイズにもよるが、だいたい200通を目安に落ちてくる

という結果を一旦つけたいと思う。200人からの求愛。そんなに人気なら、もう学校は辞めて店でも持ったほうがいいんじゃないか。

ぶわっと落ちるまで頑張ろう

一応のケリはついたものの、やはりこれだけでは満足がいかない。引き続き入れ方に工夫しつつ「ぶわっ」とマンガのようにラブレターがなだれてくる様子をなんとか撮影したいと思う。

文房具やさんへ走って追加のラブレター用の便箋と封筒100通分を用意した。財布にお金がなかったから貯金おろしましたよ！　ウラー！　ウーララー！

最初は便箋や封筒にもこだわって用意したが、こうなってくるともういろいろ構ってはいられない。追加分は安い茶封筒と同じく安売りをしていたエアメール用封筒を買ってきた。

全校生徒と教職員の全員からラブレターをもらった挙句海外に転校した転校生（エアメール）からと近所の会社に勤める事務員さん（茶封筒）までからもラブレターが届く、そんな感じか。学校を辞めて出した店を拡張してもいい頃合になってきた。支店を出そう。

325通を効率的に噴出させたい

やはりというか、追加分も簡単に靴箱は飲み込んだ。ぴっちり並べたらまだまだいけそうだ。600通ぐらいは入るんじゃないか。こうなったら町内全員からラブレターもらえばいい。

だが、ぶわーっと噴出させるには今入っているぐらいの量がおそらくベストだろうと思う。これ以上詰め込むとこぼれにくくなるだけだ。順調に黒字をたたき出す店。支店はよくばらず1店舗だけにしてしっかりと経営していきたい。

手をつっこみ、ごそごそと手紙同士を複雑に組んでできるだけ不安定な状態にして扉を閉めるというのを繰り返す。なかなかうまくはなだれ出てこず、ぽろっと1通とか地味に落ちてきたりするのが悲しい。

そして……。