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土曜ワイド工場
 
後ろ向きに前向きに行動する

後ろ向きに前向きにオリンピックに対抗しようとする

今年の8月、テレビはオリンピック一色だった。
何気なくテレビを付ければオリンピック。気がつけばオリンピック。北京が大盛り上がりだったらしい。
何年も練習を重ね、たった1度の本番に挑む選手達。なんて前向きなんだろう。真似てみよう。

・・・とは言え、本場の人たちは練習に練習を重ねた末、習得した技。到底敵う訳がない。

そこでこの仮面の「顔が後ろ向き」という特性を生かして体操を真似てみる事にした。


反ってる ようで 前屈み
ブリッジして 手を離したと見せかけて 倒立
だんだん 楽しく なってきた

どういう訳か撮っているうちにだんだん本気で楽しくなってきて、体操らしからぬ格好の写真が数枚出来上がっていた。まあいいとしよう。

それにしてもこの写真を見ていると、本当は顔が前向きなんじゃないかという気がしてくる。この瞬間、完全に後ろ向きに打ち勝っている。
前向きの勝利だ。

後ろ向きに前向きに公園で遊ぶ

公園は子供が多いところだ。子供は希望に満ちていて前向きだ。なので童心に戻って遊んでみた。


木馬にまたがる 今から滑る

昔得意だったはずなのに回ると痛かった事にショックな鉄棒 よじ登る

「楽しそうに遊びたい」と思っているはずなのに、何となくそうは見えないのはなぜだろう。おそらく表情の欠如に原因がある。そして躍動感がないからだろう。躍動感さえあれば楽しそうに見えるかもしれない。

躍動感がある遊具・・・そうだ!ブランコだ!

 

人間はすごかった

ここで仮面を取ってブランコに乗ったの写真と見比べてみると、人間の表情というものの凄さに気づいた。
それを見るだけである程度の楽しさ、興奮度などが伝わるのだ。凄い。
ただの毛やアクリルとは訳が違う。

そんな人類の神秘を実感したところで最後の後ろ向き前向き行動へ移ろう。


後ろを振り返ってる人に見えて仕方がない・・・ 表情で楽しさが伝わる。人間の皮膚って凄い・・・

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