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ちしきの金曜日
 
B1グランプリ in 久留米に行ってきた

食券購入作戦

 会場は3箇所に分散している。あえて会場を分けて会場間を歩かせることで人の集まりを「点」から「線」へと変えるのは最近の流行りなんだとか。

 今回我々は最初は食券購入に奔走し、その後ゆっくり料理を受け取って食べるという作戦を取った。食券には整理番号が振られていて、その番号によって料理を受け取れる時間帯が大まかに割り振られている。が、予定提供時間より遅く受け取る分には構わないとのこと。

 というわけで、三崎さんには先ほどの行列に並んでもらい、私は走って別会場へと移動した。

お、こっちはけっこう空いてるぞ。(AM9:40)
と言ってもやはりそれなりに行列ができている。

 最初に見た会場の混雑ぶりに焦燥気味だった私だが、2つ目の会場ではそこまで混んでなかった。1つ目の会場はJR久留米駅に最も近い所だったからあんなに混んでたのかもしれない。

 こうして首尾よく、事前に目星をつけていたものの食券を手に入れることができた。この最初に全会場を巡って食券を集める作戦は、おおむね成功だったように思う。なぜなら一番人気の富士宮焼きそば、なんと午前10時半には完売してしまったのだから。

次々と食券をゲット!
ちなみに購入できるのは、1料理につき3枚まで
富士宮やきそばの券は午前10時半の時点で完売。
会場にはこのような食事スペースが設けられた。
でも時間帯によってはここに収まり切らず、外にシートを敷いて食べたりもした。

 では次に、我々が食べたものの感想を述べていきたいと思う。

「厚木シロコロホルモン」と、「黒石つゆ焼きそば」と、生ビール。

 

●黒石 つゆ焼きそば

焼きそばなのにつゆがあるという、「つゆ焼きそば」。
ソース味のスープなんだそうだが、それってどういうことなのか?カップ焼きそばを作る時にお湯を捨てる前に間違ってソースをかけてしまったような感じだろうか?想像がつかない。
というわけでまずはこれを食べてみた。

つゆ焼きそば

三崎感想:
 「つゆ焼きそば」と言うより「ソース味のうどん」という感じ。
おいしいが「焼きそば!」と思って食べるとがっかりするかも。
スープに浮かんだ天かすが◎。
独自開発の麺はもう少しコシがあってもいいのかな…と思うけれど個人の好みかも。

斎藤感想:
気になっていた「ソース味のスープ」は、どこかで飲んだことあるような味。が、どこで飲んだのかはまったく思い出せない。麺は焼きそばというよりうどん。天かすが入ってるあたりもうどんだ。が、う〜ん、どうなんだろう…。本場の黒石に行ったらもっとおいしいつゆ焼きそばがあるような気がする。
出店(でみせ)だからだろうか。

●厚木 シロコロ・ホルモン

豚のホルモンをひっくり返してぶつ切りにし、網焼きすると丸まってコロコロした形状になることから「シロコロ」と呼ぶそうだ。それにニンニク味噌を付けて食べる。ホルモン大好きなので、そんな説明を読んだらもう食べずにはいられない。

シロコロ・ホルモン

三崎感想:
弾力ある食感でおいしい。
ビール好きにはたまらないかも。(私はお酒飲めないので…)
でも一般のホルモン焼きのお店と違う独自性は?と聞かれるとよくわからない。少し冷めてから食べたので熱々で食べれば違うんだろうな…。

斎藤感想:
これはビールの友だ!
が、コロッとしてないのが気になる。パンフレットの写真ではコロコロしてるのに、ここにあるものは開いてて普通のホルモン焼きと区別がつかない。これ、ほんとにシロコロだろうか…?
うまいはうまい。
でももっとコロッとしてて噛むとプニュッっと口の中に脂が広がるようなやつが食べたかった。

パンフレットの写真はこんなにコロコロしてる。
(写真提供:B-1グランプリin久留米実行委員会)

…と思っていたら、家に帰ってから会場で配られていたチラシをよく読んだら以下のような説明があった。
イベントで販売しているホルモンは食品衛生上のことを考えて一度、ボイルしたものに味付けをしてパック詰をし、冷凍保存したものを会場に持ち込み、解凍して焼いてお客様に提供しています。よって普段、お店で食べられるシロコロ・ホルモンとは若干異なる形となります。

なるほどー。イベント会場で提供する都合上、やはり現地で食べるのと全く同じものは出せないようだ。


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