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はっけんの水曜日
 
10,000人に無料配布!小川港さば祭り

露店も充実していた

生魚や凍った魚もいいけれど、こういうお祭りのお楽しみはやっぱり露天。このさば祭りでももちろん多くの露天が出ていたのだが、通路をはさんで海側と山側で売っているものが違っていて面白かった。

海側はさば祭りらしく地元の名産品、海産物が中心なのだが、山側はなんでもありのフリースタイル。さばが好きじゃない人でも、露店を回るだけで十分におもしろい祭りだと思う。


海側では煮込んだイカを鉄板で焼いたイカ焼き。気がついたら写真を50枚くらい撮っていた。購入。 山側では宇都宮餃子と焼きそば。東北自動車道のパーキングエリアみたいだ。

海側ではまぐろのカブト煮。家が近所だったら買って帰りたい。 山側では佐世保バーガー。さば祭りだけどビーフ100%!

海側ではまぐろ丼。さばもいいけどマグロも食べたい。焼津鮮魚青年会という名前がかっこいい。 山側ではご飯だけを売っていた。確かに鯖の炭火焼にはぴったりだ。

海側ではさば寿司。さば祭りっぽいので購入。 山側ではウォーキングカップ。スプーンで食べるお寿司だそうです。

海側ではさばの卵を煮たもの。はじめてみたけれどおいしそう。 山側ではヤクルトにジョア。笑顔!(深津絵里っぽく)

海側では鰹サブレという謎のスウィーツを販売。 山側では焼津水産高校の家庭・ボランティア部がクッキーを販売。照れながら購入。

海側ではカツオのヘソ煮(心臓)。食べたらレバーの燻製みたいな味だった。 山側では価格破壊。ジュースが一本50円!

こういう話は文章で読むと、まあどうでもいい感じの内容なのですが、現場だとなんだか楽しいんですよね。

 

小川港独特のふれあいコーナー

会場の一角で子供たちがいけすに集まっているので、魚のつかみ取りでもやっているのかと思ったら、前に深海鮫ミルクガニでお世話になった長谷川さんが動物とのふれあいコーナーをやっていた。

これが普通の祭りであれば、泳いでいる魚はニジマスやコイだったり、触れる動物はウサギやヤギなのだが、ここ小川港では、目の前の駿河湾で採れた深海鮫とオオグソクムシだった。


深海生物とのふれあいコーナー。ほかの祭りだとまずあり得ない。 懐かしのオオグソクムシ。ダンゴムシっぽい姿なのに泳ぎ回っていてかわいいんだ。

そういえば「地元園児 絵画展」というコーナーがあったのだが、そこに書かれていた魚たちが、明らかに全部深海魚でした。


魚屋さんには売っていない系の魚の絵が多かった。 目つきが明らかに深海魚。

これが焼津地方のお土地柄というやつですかね。

きっとみんないい漁師になることでしょう。


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