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フェティッシュの火曜日
 
鴨汁食って鴨猟見た


鴨汁。ずっと言い出せなかったけど、大好物でした。

新潟県で野生の鴨猟をしている地域がある。

そこの祭りで鴨汁のふるまいと、鴨猟の実演が見られるという。鴨は好物だし、野生というのにも興味がある。養殖で済むところをわざわざ猟してるのだからそれは美味いのだろう。

それは「かもん!潟東カモねぎまつり」という名前の祭りだった。気に入った。何か呼ばれるものを感じた(特に「かもん!」部分に)。

祭りシーズンの終わりを告げるほどの寒さの中、鴨の油に舌鼓打ってこれじゃあただのグルメじゃないかと途方に暮れて、最後の最後にホームランを打った一日の模様をお届けします。

 

大北 栄人



燕三条駅の乗り換えで季節の変わりっぷりに驚く。真冬だ!

新潟は近かったけれど気候がちがっていた

始発に乗って一人で出発。東京からそれほど遠くなかった。

が、寒い。新潟はこんなに寒いのか。電車に乗ったら女子高生が「今朝外出たら寒くてさー。」と喋っていた。しまった。新潟が悪いんじゃなく、こんな日に来てしまった運が悪いというものだ。

駅前では子供が遊んでいて「雪はすごいなあ。」と言っていた。うん、すごい。何がすごいのかはわからないけど、言わんとしてることは分かる。すごいなあと思う。


地域の体育館が会場でした

体育館前にテントが並んでいて、地元の野菜などが売られている。おでんや和菓子、肉を焼いたものなど色々食べ物も売られていた。寒さと小雨と早い時間のせいか人もまばらだった。


天気が悪い

野菜や花卉に人気が集中している

地域のイベントだ

隙がない。出店が少ないのか、すごい変!とか、珍しい!とかいうものの気配がない。

普通にイベントを楽しむために来ていたなら、おでんおいしいなとか、野菜が安く買えていいなとか、いいイベントだったろうと思う。しかし今はレポートを書く身で来ているので震え上がった。出店の堅実さもそうだが、単純に寒かった。


かわ蟹(モズクガニ)。横幅10cmくらいで1匹100円。上海蟹みたいでおいしい、と。
野鴨の肉が売られてます。1羽2500円、猟師さん直売でこの価格だとすると、野鴨は高級品なんですね。

小雨の中、鴨がいた。

なぜか田んぼの中を走り出したくなった。

いよいよカモ汁レストランオープン!鴨の汁に行列作ります!

午前10時半、もうメインの鴨汁行こう

どんな何もないイベントでも行けば書くことがあるだろう、という思い上がりがあった。寒さで心が折れてしまったのだろうか、孤独で心許なかったのだろうか、脳におもしろスイッチが入ってこない。

第一、外に人があんまりいない。みんな鴨汁目当てにさっさと体育館に入っていくのだ。もしかしておもしろはそこにあるんじゃないだろうか。鴨の油の旨味の中にきらめくようなおもしろがあってみんなそこを目指しているんじゃないだろうか?と無理矢理自分に言い聞かせて鴨汁レストランに向かった。


新潟の人は直江兼継が好きなんだなあ、と行列中に確認できる展示。
おお、アットホーム

けっこうな人手だ。みんな鴨汁好きなんだなあ。
「相席してお召し上がりください」とアナウンスされるほど混んできた。

鴨汁とめし、そしてつけものというザ・定食が祭りのメインイベント!

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