「俺パチ」をぜひご家庭でも
どうせならキャッチーな顔、表情、姿で埋め尽くしたい。そういった基準で写真を選び、ひたすらフォトショップで加工だ。年明けてからもなお、前年の出来事を目を皿のようにして探さねばならないとは。年末の年賀状作りの苦労が再び思い出される。
元々のパチンコ台のガワをスキャンし、キャラクター部分を丁寧に消し、自分の顔や姿、作品を織り込んで・・・とやってたら、丸々2日をデザインに費やしてしまった。お正月気分はこの時点で完全に吹っ飛ぶ。
とにかく「派手に」行こうと思う。とは言うものの、どの方向に派手にすべきかという問題がある。「エロ派手」「カワ派手」「ダボハデ(ゼ)」「今年の夏は沖縄で」ああ迷う。
以前ケータイを普通にデコレーションしてみたことがあるが、適当に何でもパーツを乗っけていったらけっこうサマになった、という記憶がある。パーツのテイストを統一したからでもあろう。
この「CR乙幡」の場合も、何かデザインに統一された思想さえあれば、どんなにデコっても安心な気がする。思想、思想・・・。統一された概念といったらあれだ、何と言っても「自分」である。デザインの根底にあるもの=自分。何てったって「CR乙幡啓子」なのだから!
年々、書くことがアホっぽくなってる気がするが大丈夫だろうか。
五里霧中ながら、自分の顔を貼り付け、デコパーツを盛っていくに従って、だんだんとサマになってきた気がする。特にデコは、最初控えめに始めても、最後にはどんなにデコっても足りない!という心理が働いて大変恐ろしい魔の淵を見る思いだ。世の中には誘惑がいっぱいである。
とか言ってないでそろそろデコをやめて、完成としましょうか。