結論:迷惑だった
つり橋はそんなに大きなものではなかったが、乗ると確かに揺れる。激しくはないがゆったりとした揺れが不安だ。だけど案内看板の定員の表記が小錦基準だった。不意打ちのユーモアにたじろぐ。
僕と宮城さんで橋の中央に出る。橋が揺れてドキドキする。だが、宮城さんに対してドキドキしているようには思わなかった。
橋が揺れる原因が、僕の横で宮城さんが手をぶんぶん振るからなのだ。僕がドキドキしている理由が分かりやすく横にいては好意どころではない、「やめてください」だ。
わかったこと:宮城さんが手を振ると橋が揺れる
だけどつり橋は魅力的だ
昼食を食べた入ったレストランで聞いたのだが、不景気のせいか別荘を手放す人が多いという。海岸近くの邸宅街にも売りだされている物件が多かった。
ある物件の案内に「つり橋徒歩3分」と書いてあってぐっときた。駅からはたぶん徒歩20分ぐらいだが、つり橋は近い。前の持ち主も仲介している不動産屋さんもつり橋が好きで、それがアピールポイントになっていることを知っているのだ。
こういうのを含めてつり橋効果と言っていいのではないか。 |