体力節約クイズ
ここまで3つの体力節約術をご紹介してきたが、節約の考え方というか、精神みたいなものが伝わっただろうか。
引き続きバンバン紹介していきたいところだが、詰め込み教育にはなにかと弊害もあるようなので、少しここでお楽しみタイム。クイズの時間にしようと思う。次の行為は体力の節約として正しいかどうか。正しいと思ったら○、そうでなければ×でお答えください。
第1問 体力の節約として正しければ○、間違っていれば×をつけなさい
オフィスでワンフロア移動するのに、階段を使うと疲れるのでエレベーターを使った。
正解は×
体力節約の基本は「いかに○○をやらずに済ますか」ではなく、「いかに○○を楽にやるか」だ。階段を登らずに済まそうという発想は×。
エレベーターの濫用はエレベーターの混雑の原因にもなるし、なによりもエコじゃない。社会人であると同時に宇宙船地球号の乗組員である私たちは、ワンフロア程度の移動には階段を使いたい。
ちなみに急ぐときは、前ページで紹介した1段とばしをつかえば、ひとつ上の階まで19秒2で着く。(計った)
第2問 体力の節約として正しければ○、間違っていれば×をつけなさい
服を畳むのが面倒なので、脱ぎ散らかしておいた。
体力の節約とは、めんどうくさがったり、だらしがなかったり、やる気がないことではない。
脱いだ服はきちんとたたむなり、ハンガーでかけるなりしておこう。
「やる気がないわけではない」というのは重要なポイントだ。体力の節約をフル活用した生活をしていると動きに覇気がなくなるため、大学生の時にバイト先の店長にやる気がない奴だと思われて冷たくされたりする。しかしそれは間違った認識であって、こちらはこれでもがんばっているつもりなのだ。
第3問 体力の節約として正しければ○、間違っていれば×をつけなさい
コーラの缶が開かないので、人に頼んで開けてもらった。
人に物を頼むこと自体は悪いことではないが、今回のテーマとはちょっと違う。体力節約の主旨は「力を使わずに自分でやること」である。
正しい対処法は、両手を使って開ける、だ。指への負荷が分散して、楽に開けることができる。現実問題として「缶が固くて開かない」ことはあまりないと思うが、非力な人は片手でやると変な力が入って缶をひっくり返してしまったりするので、こうやって安全策をとるのがオレ流なのだ。