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ちょっと見てきて総集編
 
巨大サボテンと父の遺した土地 & かわいい猫〜ちょっと見てきて総集編

 こんにちは。「ちょっと見てきて」担当の石川です。2007年の11月の公開以来、たくさんの投稿をいただいているこのコーナー、せっかくの投稿を埋もれさせるのももったいないので、このたび、こうして総集編をお届けすることにしました。

 今回のテーマは、「植物」「猫」「家族」の3テーマ。4500件以上の「見てきて」から選りすぐりでお送りします。

 (text by 石川 大樹


 

「ちょっと見てきて」とは?

 投稿の紹介のまえに、見たことがない人のために、ちょっと見てきての説明をさせてください。

 ちょっと見てきては、みんなの思い出の場所、気になる場所を、お互いに見てきたり、見てきてもらったりするコーナーです。

 あなたが見てきてほしい場所を投稿すると(「見てきて」)、知らない誰かが買い物ついでに見てきてくれます(「見てきた」)。反対に誰かの見てきてほしい場所も、もしあなたの近所でしたら、なにかのついでに見てきてください。みなさんの善意と「ついで」で成り立っている、そんなコーナーです。(ほんとは「ついで」じゃなくて、わざわざ見に行ってくれている人もたくさんいます。感謝!)

 もっと詳しく知りたい!という方は、こちらに詳しい説明がありますのでごらんください。それでは、総集編スタートです。

 

植物編

 

屋根よーりーたーかい、サボテン!(写真:SASA さん)

サボテンがでかい

 出し惜しみなしでいきなりすごいのから行きますよ。

 まず最初は、コーナー開始直後に投稿され、「このコーナーはいける!」と確信を抱かせてくれたコレ。巨大サボテンです。

ちょっと見てきて:巨大サボテン(もま さん)

 見てくださいこの、堂々とした枝(?)ぶり。まるで天へ駆け上る龍のようなサボテンが2階の屋根より上まで伸びています。何本かあるように見えますが、根本は一株とのこと。

 ところどころロープで補強してあるところを見ると、家の人もまだまだ記録更新を狙っているようす。最後の投稿は2007年の12月ですが、丸1年ちょっとが経過した今、どうなっているのでしょうか。お近くの人がおられましたら、ぜひまた見てきてください。


すごい直線的に、元気に伸びてます(写真: 牡丹 さん)

路上で育つ愛されネギ

 こちらはちょっとスケールダウン、でもインパクトでは負けてません。こちら、ネギです。

ちょっと見てきて:道路にネギが!!!( まゆっぺ さん)

 初めて見たときはまだ小さかったというネギ。そのネギのことがずっと忘れられず、転勤先から思わず「見てきて」投稿してくれました。

 どうですか、この立派なネギぶり。野菜だけあっていつ誰に収穫されてもおかしくない状況なわけですが、ご町内のみなさまに愛されて(そして転勤先からも愛されて!)こうしてすくすくと育っております。牡丹さんの「見てきた」投稿、「愛されネギ」というタイトルがすべてを物語っているよう。昔なら確実に地名の由来になっていたでしょう。「埼玉県深谷市二本葱」とか。

 こちらも最後の投稿から1年弱たちますが、その後をご存じの方はぜひ「見てきた」にご一報ください。

 

罪悪感から大木に

 さて、おもしろ物件ばかりがちょっと見てきてではありません。人の思い出に触れられるのもこのコーナーの面白いところ。ということで、植物部門、思い出代表はこちらです。

ちょっと見てきて:子供が折ってしまった桜の木( miyako さん)

 子供が折ってしまった桜の枝を、罪悪感から地面に植えてしばらく世話していたmiyakoさん。しかしその翌年には引っ越してしまい、12年たった今、あの桜はいったいどうなったのか…。

で、こうなってました。

 

でかい!(写真: B さん)

 「で、でかい」!こちらも「見てきた」投稿のタイトルがすべてを物語っています。

 他の木と比べてもまったく遜色ない成長ぶり。桜の木とのことで、春には毎年きれいな花を咲かせているのではないでしょうか。普通にに見たらなんの変哲もない桜の木ですが、実はこんな物語があるかと思うと、とたんに特別な物に思えてきますよね。

 ちょっとおかしみのある、いいエピソード。僕の特にお気に入りの「見てきて」のひとつです。

 

勝手に植えたとは思えない、そびえ立ちぶり(写真: 紅葉修 さん)

勝手に植えた木も巨木に

 似たような「勝手に植えたシリーズ」は実はいくつかあるのですが、次はちょっと変わったパターンを。

ちょっと見てきて:川沿いのユーカリ大木 ( 靴熱 さん)

 なぜこんなところに…と疑問に思いつつも気になっていたユーカリの木。その謎が「見てきた」で明らかになりました。投稿者の紅葉修 さんが、なんと植えた本人に会ったというのです。

 その人は、「苗木だったこの木を手に入れたのですが、捨てるには忍びなく、この場所に植えた」とのこと。いまでは護岸も避けて通るほどのこの木ですが、実に30年も前の話。そんなゲリラ植樹からここまで大きくなった木もすごいし、植えた人に偶然会えたこともすごい。いろんな驚きとドラマの詰まった「見てきて」でした。

 次は誰かこの気にコアラを放してください。5年後くらいには「見てきて」投稿が来ると思います。

 

巨木ってそれだけでありがたいです(写真: 麻生大好き さん)

道も避けて通る巨木

 さきほどのユーカリの木もそうですが、大きく育った木はそれだけでみんなの敬意を集めます。中でもすごいのがコレ。

ちょっと見てきて:道の真ん中に立つ巨木( しいな さん)

 道の真ん中に堂々とそびえる巨木。道路を敷くときに切り倒されてしまいそうなものですが、この木のオーラときたら「見てきて」にも「小さな頃、この巨木を見かける度になぜか手を合わせてお願い事などをしていました」と書かれているほど。持ち前の神聖さで切られることもなく、こんなことになってしまいました。

 切り倒されるどころか、道路の方が避けて通ったうえに小さなフェンスまで付いて、かなりの特別待遇。しかも30年以上もこのままとは、おかげでいっそう神聖な木に思えてきますね。

 

 ということで、みんなに愛される植物たちを紹介してきました。心もほんのり温まったところで、次はみんなに愛されるあの動物を集めて、読者のみなさんの心をわしづかみにしたいと思いますよ(下心)。

 

 

 

 
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