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土曜ワイド工場
 
進水式をやりたい
進水準備完了。


インターネットで船の進水式の映像を見てた。大きな船が大海原へ 悠然と入っていく姿はちっちゃいモニター越しでも迫力があって楽しい。

中でも横滑り式の進水式がすごい。ズズズーっと船が滑ってドッパーンと海に落ち、 沈没するぐらい揺れながらも持ち直してオオー!となる。 (。ほかにも横滑り 進水式で検索するとたくさん出ます)

生で見たい!と思ったけど、どこでいつやってるか分からない。 日本でやってるかさえ不明だ。

なので自宅の風呂とプラモデルの船で再現することにしました。

小柳 健次郎



箱のでかさに怯む。

まず造船から

買ってきた船はTOYAMAという貨物船。本当はでっかい旅客船が良かったが、 お店に置いてある船のプラモデルは戦艦ばかりで、戦艦じゃないのはこの貨物船だけだった。

それにしてもこういったプラモデルを買うのは十数年ぶりなので、 組み立てられるかどうか不安が残る。箱も子猫が飼えるほど大きい。 なんらかの奇跡で完成品が入っててくれないだろうか。

もちろんそんなことはなく、これから4時間30分かけて船を造ることになりました。

 

まず色が付いてないので塗って。
慣れた人は衣装ケースで挟んで接着とかしないんだろう。
これで最後!というところでまさかの接着場所間違いにより、船体の床がはまらない。
その結果、真ん中がぽっこり空くという非常に不本意な形で完成。とりあえずコヤナギ号と命名。そのまんまですいません。

即タイタニック状態。

浮きはする

船が(実に半端ながら)出来たのはいいけど、そもそもこのプラモデル船は浮くのか。 船なんだから浮くだろうと勝手に思ってたけど、プラモデルに船を飾る用のパーツが付いてたので、 ひょっとしたら観賞用かもしれないという疑念が沸いた。

箱を見てもそこら辺のことはいっさい触れられてなくて不安を煽る。 これで浮かなかったらどうしよう。

そこで進水式をする前のフライングになるが、ちょっと湯船に浮かせてみた。 そしたら沈没寸前のような感じで浮きました。


船のプラモに対して写真一枚で完成。

横滑りユニット

次に横に滑って海に落とす船台のレール部分。 これは木の棒にスチール棚とかに使う水平ブラケットをL字金具で取り付けて作った。

この横滑りユニットは三脚の上に乗せて使用。 それにより高さ自由に調整できる。

さらに乗せてみて気づいたが、角度も自由に調整できた。自分すごい。

これで進水式の準備は全て整ったので、さっそく大海原(風呂)で進水式を実行します。

 


テレビカメラも来てます。
後ろの生活感は見ないように。

コヤナギ号、初めての進水式



船出。

悲しいとか寂しいとかそういう次元でもない。感想もない。 なんというか、「いまのは見なかったこと」にしようとしてる。もう一人の自分が。ダメすぎて。


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