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ひらめきの月曜日
 
食い込みやすいパンツを突き止める
 


古くから伝わる謎の生き物、河童。想像上の生物という以上に、ネッシーや雪男のような未確認動物として考えられてもいるようだ。

 「遠野物語」で有名な岩手県のほか、日本各地に河童の伝説が残されている。ただ、どちらかというと川や湖沼があり、いまだ自然豊かな地域にそうした話は多いようだ。

 都会にはあまり縁がなさそうな河童。しかし、調べてみると東京都内にも河童の話はいくつかあるようだ。

 そういうわけで、河童の盲点・東京を舞台に河童を探してみました。

小野法師丸



●地名からしてカッパ押しのあの街へ

  東京におけるカッパ探し。まず思いついたのは、地名にはっきりと「カッパ」と入っているあの街だ。


厨房・調理系の道具街、かっぱ橋
カッパカッパー!

 東京都台東区の「かっぱ橋道具街」だ。現在「かっぱ橋」という橋があるわけではないが、カッパという言葉が入っているからか、地名にもとてもキャッチーな響きがあると思う。

 ここならカッパがいてもおかしくない。あるいは、何かヒントがあるかもしれない。


街を挙げてカッパをシンボル化
店の軒にある装飾もカッパ
オリジナルのカッパを掲げる店も
これは「餃子絞り器」

 さすがに「かっぱ橋」を名乗るだけあって、全面的にカッパをフィーチャーリング。それぞれテイストには違いがあるものの、カッパでぐいぐい押してくる様子がよくわかる。

 プロ御用達の専門店街ということもあって、素人には考えつかないような道具があるのも面白い。


かわいらしさとは距離を置くカッパも

 全体的にカッパはかわいらしいものが多かったのだが、中にはそうでもないのもいた。これはこれでインパクトがあるだろうか。

 さて、カッパ押しはいいのだが、一つ気になることがあった。


地名で言うと感じが違う

 信号標示にもあるように、「かっぱ橋」の「かっぱ」の部分は、漢字で書くと「合羽」。雨合羽の合羽なのだ。これじゃあ河童の方とは関係ないのではないか。

 不安に思いつつ探していると、思いっきりリアルなカッパを見つけた。


思ってたのと色が違う

 金ピカの河童だ。商店街の中に、この像を飾ってある一角があった。


コミカルテイストはなし
むしろクール

 「かっぱ河太郎」と名付けられているこの像。本物を見たことがあるわけではないが、リアルテイストの河童だ。ファンシーやおふざけを排除した、クール河童である。

 なんでも、「かっぱ橋」の由来には2つほど説があるらしい。1つ目は、昔この近くにあった屋敷に内職で作った合羽がよく干されていたというもの。

 もう1つは、この界隈の治水工事が難航していたのを、河童が手伝ったという話だ。(参考サイト:かっぱ橋道具街)

 割とほんとっぽい話と、想像力の産物っぽい話。いや、そんな無粋なことを言うつもりはない。目には見えなくても、河童はいていいのだと思う。


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