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はっけんの水曜日
 
団体でブックオフ巡りの旅へ!

6件目:ブックオフ前橋西片貝店

■『さなぎのバスローブ』時東ぁみ(05年発売/500円)
つんくプロデュースでメガネアイドル、時東さんのファーストCD。「ふしぎなメルモ」「黒猫のタンゴ」「21世紀まで愛して」など、昭和ポップスをカヴァー。でもオリジナルの「発明美人とパインナッポー!!」という曲が一番いいです。ずっとチェックしてて、「500円以下なら買う!」と思っていたので、買ってしまいました…。
■『オンナノコ オトコノコ』小倉優子(04年発売/105円)
ゆうこりんの、小西康陽楽曲提供シングル。カップリング曲「恋の呪文はパパピプパ」も可愛いよ。
■『プッチベスト5DVD』(04年発売/500円)
ハロー!プロジェクトが、まだたくさんテレビに出ていた頃のコンピレーションビデオクリップ集。辻ちゃんも独身だし、加護ちゃんも謹慎前。あああああ…。当時のハロプロ在籍者が全員出演するPV「ALL FOR ONE&ONE FOR ALL」を見ながら、せつなくなりたいと思います。

 

7件目:ブックオフ前橋上小出店

■『GEISHA "Remix" GIRLS』GEISHA GIRLS Ken&Sho(94年/105円)
おなじみ、ダウンタウンのユニット。よくワゴンセールで見かけるのですが、買ってなかったので購入。ちなみにH Jungle with t「WOW WAR TONIGHT †時には起こせよムーヴメント」が大ヒットしたのは翌年。
■『Grow into shinin' stars』SweetS(04年/105円)
今はもう解散してしまった少女5人組、SweetS。キャンディーズ「暑中お見舞い申し上げます」が入ってたので買ってみたのですが…んー、声はかわいい、かな…。
■『恋のアメリカン・フットボール』DROPS DVD付(04年/105円)
■『ふられ気分で Rock' n' Roll』DROPS DVD付(04年/105円)
昭和歌謡を声優さんのユニットがカヴァーした、という物件。私はカヴァー曲が好きなので、それだけで興味を持ってしまうんですが、声優さんのユニットの、歌謡曲のカヴァーは…声がアニメ声なだけで、バックトラックは冒険してない、ってものが多いような…。
■『旅のおみやげ図鑑』杉浦さやか著(01年/105円)
■『週末ジャパンツアー』杉浦さやか著(07年/105円)
定価でもかなり買っている、杉浦さやかさんのイラストエッセイシリーズをゲット。105円って、何だか大変申し訳ない気持ちです。新刊が出たら普通の本屋で買おうっと。
■『お・ま・えローテンションガール』グループ魂に柴咲コウが(07年/105円)
宮藤官九郎脚本の映画『舞妓Haaaan!!!』テーマ曲。ヴァセリンズ(ニルヴァーナにもリスペクトされていたという伝説のバンド)に似ててかっこいいと思うんですが、誰も同意してくれません。ヴァセリンズに似てないかなあ。
あと、フリッパーズ・ギターというバンド(私が好きなバンド)のCDとビデオが、100円で放出されてたので、悲しくなってサルベージ。買わずにいられず…。

 

8件目:ブックオフ前橋石倉店

■『プッチベスト3 DVD』(04年/500円)
モーニング娘に、まだ辻・加護ちゃんがいた頃のコンピレーションビデオクリップ集。「幸せビーム! 好き好きビーム!」「桃色片想い」「ロマンティック浮かれモード」などなど。家の掃除をする時とかに、流そうと思います。
■『Tears Of The Banana』(03年/105円)
おニャン子クラブ、うしろ指さされ組の名曲「バナナの涙」を、インディーズバンドがギターポップにアレンジしてカヴァー。なぜか英語詞になってます。可愛いらしいですよ。
■『おいしいBALI』(95年発売/105円)
バリの食べ物を、イラスト図解してある本。文章が全部手書きで、読んでると、人の日記を見てるような気分になります。これはこれで面白い。

 

9件目:ほんだらけ高崎江木店

■『気がつけば南米』とまこ著(07年/800円)
南米旅行をイラストと文章で紹介した本。800円と高かったんですが、つい買ってしまいました(といっても定価の半額)。

 

10件目:ブックオフMediaEX高崎中居店
ブックオフとMediaEXというチェーンが合体した店舗。なのでCDの値段付けがブックオフと違っていて、マキシシングルCD30円コーナーなんかもあった。

■『ローラー・パーティ』ローラーガール(00年/250円)
定価で買いそうになっていたんだけど、我慢していたCDを未開封盤で発見。ああああ。ドイツ人で、ローラースケートをはいて滑り踊りながら歌うという女子です。声はたいへんロリータ。バングルスのカヴァー「エターナル・フレーム」収録。

 

11件目:藤岡店

■『ロミオ道行』藤井隆(02年/500円)
藤井隆ってアルバムも出してたのかー(後で調べたら4枚も出してました)と驚いて、思い切って購入したところ、松本隆、筒美京平、田島貴男、堀込高樹、biceなど作家陣がやたら豪華でした。なぜ!?
■『伝説のスッチー+a』keiko著(04年/105円)
妙に私のツボにはまるコミックエッセイ、『伝説のスッチー』シリーズを見つけたのでゲット。105円くらいの値段だと、半身浴の時に読もうとか考えてしまうのですが、本の状態が新品のように良いと、安くてもゾンザイに出来ないですよね…。

夕食に手打ち蕎麦を食べ、高速で帰路。
サービスエリアにて、皆で経費清算。
高速代、往復で約5000円 、ガソリン代は約5000円。
ワリカンして一人1500円。安い!
皆、買ったのは平均して2000円くらいだった。でも量的にはズッシリだ。
「三国志が揃わないから、『将太の寿司』『キン肉マン』とか買ってしまった。でも、揃わない、もどかしさがいいのかもしれない、ブックオフめぐりは」
「欲しいものがだいたい揃った。やっぱ100円本はすごい、価値がおかしくなる。300円のものとか『超高い』って感じになる」
「探してたCDがずっと無くて、最後の店で680円であったんだけど…高いかなと思ったんだけど、買ってしまった、でも悔いは無いし、運命を感じた」
……皆、それぞれ濃密な時間を過ごしたようだ。

私は…。
何というか、もっとマニアの人だったら知ってるような、お宝ザクザクの店っていうのが存在するのではないか、と妄想していたのだけれど、そんな桃源郷はナイような気がしてきた。
もうCDも本も、「絶滅危惧種」なのだ、きっと。リリースされるCDが減って、出版される本が減って、中古屋だけでぐるぐるブツがまわって、それでも古いものはふるい落とされて捨てられていって(実際、もう縦型シングルは売ってない、むしろ都内などのマニアショップで見かけることのほうが多い)、いつか中古屋さんも減っていって…。
そしたらどうしよう。
その前に、やはり狩らねば。
またいつか、近いうちに、ブックオフの旅に出よう。

追記:『姫トランス』(ギャル向けシリーズCD)は都内でも都外でも、どの店でも、1000円前後(なぜか値崩れしない)なのは何故だろうね?


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