万葉仮名は古代日本の文字
万葉仮名とは、古代の日本で、ひらがなが誕生する前に用いられていた文字であり、要は漢字である。日本語の音を漢字で表記していたのだ。有名なのは、古い刀剣に刻んであった天皇の名前、「獲加多支鹵」(=「ワカタケル」)あたりだろうか。日本史の資料集によく載っている。
古文の時間にやった「万葉集」も、全編がこれで書かれており、それで「万葉仮名」というらしい。気になる方は、下記リンクのウィキペディア「万葉仮名」を参照してもらえれば、詳しく知ることができるし、五十音の万葉仮名対応表も見ることができる。
(参照:ウィキペディア「万葉仮名」)
そしてこの万葉仮名(漢字)が崩し字となって現在僕らが使っているひらがな・カタカナが誕生したわけだが、実はこの平仮名も僕らが知っている以外にも昔はいろいろなバージョンがあった。 |