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フェティッシュの火曜日
 
学帽飛ばしマシーン
 


 時期はもう過ぎてしまったかもしれないが、3月と言えば卒業だ。卒業と言えば学生が学帽を空高く投げ上げるシーンを思い出す。卒業生だけに許された行為である。

 しかし残念なことに僕は留年することになったので、学帽を投げたりしたらだめだ。でも、何かの拍子で勝手に飛ぶんだったら問題ない。仕方ない。

 ぎりぎり3月の今だからこそ、帽子が勝手に飛ぶ装置を作りたいと思います、僕は。

(text by 藤原 浩一

卒業しないから帽子を投げてはいけない

 帽子はかぶるものであって投げるものではない。投げていいのは卒業する時だけだ。

 つまりは「帽子を投げ上げる=卒業」なのである。見事な三段論法であろう。ソクラテスも死ぬくらいだ。

 だが人類には卒業できる人と卒業できない人の二種類しか存在せず、悲しいことに僕は後者であるので、帽子を投げることができない。


卒業してないから帽子を投げてはいけない

だめっ


 投げることはできない。が、結果として、偶然そうなってしまうことはあると思う。強い風が吹いたり、木の枝に引っかかったり。

 そういう偶然を装う装置を作ってみたい。とりあえず、帽子に紐をつけてみた。それが偶然木の枝に引っかかってしまったと仮定する。


こうしたらどうでしょう

あ、桜が咲いてます


 このままでは枝の下から動いたら、ヒモが引っ張られて帽子が舞い上がってしまう。だが彼はそれを知らない。


卒業おめでとう!


 という感じに卒業できてしまう装置である。

 だが、この装置(というか帽子と紐)には重大な欠点があった。ひっかける棒状のものがある場所にしかいられないのでる。


帽子だけその場に残る

そして紐がすごく絡まりやすい


祝ポータブル化

 こうした問題を改良したのが以下である。どうぞ。


学徒出陣

行って参ります


 以前、林さんの記事で使用されていた、のぼりを背負う道具「ノボちゃん」をお借りしてきた。そこに塩ビのパイプを立て、先ほどのヒモをぶら下げたものである。


敬礼をやめると

帽子は宙を舞います


 これがあれば木のない場所でも帽子を舞い上げることができる。もちろん僕は帽子を投げたりしていない。

 こういう様子は当サイトで何度か見たことがある気もするが、これが改良の結果である。


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