右上のポイントが木本高校。左上が北山村、左下のが新宮高校、その近くのが僕の地元だ。こう見ると僕の実家よりも北山村の方が木本高校に近い。それに対し新宮高校の遠さよ。そりゃあ学区超えるわ。
姉「まぁでもみんな新宮高校か新宮商業に行くんやけどね」
僕「えっ。でもかなり遠いですよね。どうやって通うんですか?」
姉「うーん、通うのはしんどいからほとんどの子が寮に入るんやけど」
僕「木本高校なら通えますよね。それなのに寮に入ってまで新宮行くんですか?」
姉「だって和歌山の子やからね。」
うおー、和歌山だ。根っから和歌山県民だ。中学を出たばかりの子供がみんな親元を離れる寮生活を選ぶ。その理由が和歌山県民だから。驚くほどの愛県心。凄い。その溢れる和歌山への愛を聞きたい。語って欲しい。
僕「凄いですね。やっぱり和歌山が好きなんですか?」
姉「いやー、別に好きとかそういうんじゃないけどね」
えー!好きじゃないのか!?どうなんだ一体。和歌山というより北山か、北山村愛か。
僕「あー、北山村が好きなんですね。何か良いとこありますか?」
姉「うーん、まぁそうやね。良いとこねぇ、温泉位しかないわ。入ってきぃ」
やはり北山愛か、和歌山視点から見れば難しいな。お姉さんに感謝を伝え、じゃばらジュースを買って店を出た。 |