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ちしきの金曜日
 
オープン猫カフェはじめました

■ 三店目「谷中霊園」

日暮里駅からほど近い谷中霊園は、お墓というよりも人々の憩いの場所として親しまれている開放的なスポットだと思う。
この時期はお花見客や、外国人観光客もカメラ片手に歩いていた。

一見猫は見あたらないが・・・


墓守の猫と話す地元のおばさんを発見。
墓石からヌっと顔を出しているのが人間だとこわいけど猫だと怖くない。

地元のおばさんが言うには、上のトラ猫はいつもこのお墓の前にいるらしい。おばさんはこのお墓とは無関係だが、毎回ここにきてこの猫と遊んで帰るそうだ。「このお墓を守っているのね」とおばさんは嬉しそうに言う。

このお墓に眠っている人は全然淋しくないと思う。私も死んだらどうにかして自分の墓の前に猫を居座らせたいのだが、今からできるよい方法はないものか。

そんな事を考えながら店開きをしていたら、さっそく猫がやってきた。

セメタリーキャット、カモン。
すんなり来た。
すんなりさわれた。
墓猫、人懐こい。

あ、兄さん。

墓猫カフェもいい。お供えスイーツもメニューにいれよう。
ゆったりとしたティータイムを演出します

お墓はおちつく。墓にいる猫も、穏やかで奥ゆかしい性格のように感じる。
墓守なんて仕事をして、毎日お墓参りにくる人間たちと静かにふれあっているからだろうか。きっとそうだろう。

優美な猫たちにおもてなしを受け(勝手にお茶を飲んだだけですが)、名残惜しく霊園をあとにした。

 

■ 番外編「夕焼けだんだん」

谷中といえばこの階段。夕焼けが綺麗に見えるからこの名前がついたようだが、実際の名物は夕焼けより猫になっているようだ。
この階段をのぼった先に猫がいる確率は高い。今日はいるのかな?ちょっと寄り道をしてみよう。


左にみえるマンションは最近できたものですが、本気で住みたいと思っています。

うほう。一カ所にかたまっておるではないか!

最初からここでよかったんじゃないのか。

今日一番のさわり放題到来。

しゃがむとわらわら寄ってくる。
今日はクールな猫ばかりに会ってきたので、いいんですか?いいんですか?という気持ちになってしまう。

ハーレムだ!
猫カフェの猫にまけてない。
もっさもっさ&ふっかふっか
足の下をくぐりぬけるかわいさよ。
即席でコーヒーを買って飲んでみる。
この猫カフェ、大満足すぎますって。

ふつうの猫カフェと比較してみた

長所……
・安い、時間制限がない
・猫が寄ってきたときの嬉しさがちがう
・さわれた時の興奮はかなりのもの

短所……
・荷物が多くなる
・天候に左右される
・運が悪いとひとりでお茶を飲んでるだけの人になる

この日は色んなタイプの猫と会えて、色々勉強になった。 しょっぱなからフレンドリーな猫もよいけれど、長期戦で徐々に距離を縮めてくるタイプの猫もいとおかし。

結論からえいば「春は外でお茶を飲もう」という事なのかもしれない。
よくわからないキャンペーンフレーズみたいになったところで、オープン猫カフェは閉店いたします。 またのご来店おまちしています!

こういう距離感も風情があるのね。

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