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先日、デイリーポータルのイベント「プープーテレビショー」で、ハチャとゥリァンSをライブでやった。



僕が「剣の舞」を「チャッチャッチャッチャッ」と歌い、宮城さんがトロンボーンで伴奏する。それが本当にテクノポップユニットなのか、僕には分からない。しかし、リーダーの宮城さんがそう言うのだから、信じるしかない。



結局、3回ほど歌ってライブは終わったのだが、残念ながらハチャとゥリァンSはこの日をもって解散することになった。そもそも何の活動もしていなかったので、解散以前の問題ないのだが、そういうことになった。

イベント終了後、宮城さんはお客さんから「解散しないでください」と言われたらしい。

その話を聞いて、「じゃあ、またやりますか?」と僕がけしかけると、宮城さんはこう続けた。

「藤原君と再結成してください、って言ってました」

そうか、僕じゃないのか。
あんなに頑張って歌ったのに…。

その日のお酒は少しほろ苦い味がしました。

(text by 住 正徳







女子トイレにはかなりの確率で「音姫」が設置されているという。トイレ用擬音装置、「音姫」。流水音などを発生させて、排便、排尿の音をマスキングする音響装置である。

何故、男子トイレには「音姫」がないのだろうか?

ウィキペディアには、「こういった装置の生まれた背景には、日本人の特に女性に見られる自分の排泄音を他人に聞かれるのを嫌う羞恥心があげられる。」と書いてあった。「特に女性に見られる」とあるが、その意見には「意義アリ」だ。男子だって排便の音を他人に聞かれたくない。それくらいの羞恥心は持っている。隣りの個室の人に音を聞かれて笑われるんじゃないかといつもビクビクしているのだ。

男性用がないのなら自分で作るしかない。思いっきり音を出して排便しても恥ずかしくないような、男性版の「音姫」を作ってみよう。



装置の名前は音太郎にしよう

男性版のトイレ用擬音装置を作るにあたり、まず、そのネーミングを考えることにした。女性用が「音姫」なので、それに因んだ名前がいい。そういえば「一姫二太郎」という言葉があった。よし、「音太郎」だ。

検討の結果、ネーミングは5秒で決まった。
男性版トイレ用擬音装置の名前は「音太郎」でいく。


命名:音太郎

続いてはマスキングするための音源を用意しなければならない。「音姫」は流水音が流れるらしいが、男性版は主に排便をターゲットとするため、流水音ではちょっと弱いと思うのだ。時々、自分でもビックリするような音が出ることがある。あの音量を侮ってはいけない。流水音程度は隠せないだろう。

どんな音でどれくらいの音量だったら適当なのか?
見当もつかない。

滝か?
ダムの放水か?
いや、爆破音という手も考えられる。

しかし、ゆっくりと排便したいのに放水音や爆破音が鳴っていては落ち着けない。逆に驚いて出るべきものも引っ込んでしまう。

マスキング音の検討段階で、「音太郎」の開発は行き詰まってしまった。

どうしよう?

仕方ないのでとりあえず「音太郎」のTシャツを作ることにした。


音太郎Tシャツ

黒地に白で「音太郎」。しっかりと音を消してくれそうなTシャツに仕上がっている。これが白地に黒で「音太郎」だと、少し頼りない感じになってしまうから不思議だ。黒地にして良かった。

マスキング音の検討からTシャツに話がそれたように思われるかもしれないが、このTシャツにはちゃんと意味がある。

マスキング音の音源にこのTシャツを着てもらうのだ。


マスキング音の音源(宮城さん)

僕が個室で用を足している間、外で宮城さんにトロンボーンを吹いてもらう、というアイデアを考えた。つまり「宮城さん=音太郎」ということである。音 太郎でもいい。先日のハチャとゥリァンSライブでトロンボーンを吹く宮城さんを見ていて、思いついた。トロンボーンの音量ならマスキングにも充分だしBGMにもなる。快適な音楽を聴きながら、思いのままに排便出来る寸法だ。

まさに夢のようなマシーンといえよう。


トロンボーンを手に取る

音太郎

宮城さん、いや音太郎の演奏を録音して排便の度に再生させる、という手も考えられる。しかし、どうだろう? そこはやはりライブにこだわっていきたい。グルーヴを感じるのはライブが一番だからだ。

これは余談であるが、宮城さん、いや音太郎は撮影当日、1時間遅れてやって来た。その時のメールが以下である。

「ポカポカ陽気のせいで、うっかり楽器を忘れてしまいました。すみません。1時間くらい遅れます。申し訳ありません。」

演奏を撮影するって言ったのに楽器を忘れて家を出てしまうのだ。
音太郎、自由!





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