飛びかかる犬の迫力はすごい。日本で警察犬種として認められている犬種は7種類あるのだが、シェパードやドーベルマンをはじめ、すべて大型犬。巨大な犬が2メートル近く離れた場所から飛びかかって、腕に食い込むように噛みついてくる。犯人は犬を振り払おうと身をよじるのだが、訓練士が指示するまでは絶対に離さない。
あとから犯人役の人に話を聴いてみたのだが、強い犬に襲われると「体ごと持ってかれる」そうだ。犯人役には慣れてはいるけれども、時々どう見ても気の強そうな犬がいて、そんな犬を相手にするときはやっぱり少し緊張するとか。
警察はどういうケースに警察犬が動くのか、ぜひ僕に教えてほしいと思う。今後犯罪する場合は、それだけは避けるようにするので。
そしてそんな激戦が繰り広げられる中、オーディエンスはこんなことになっていた。 |