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土曜ワイド工場
 
福島餃子、9軒コンボ!

淡白なだけじゃないんだぜ(5軒目「万来」)

1日明け、体中が臭いんじゃないかと思う。 自分ではわからないけれど、餃子を食べていない人からしたら臭いんじゃないかと思う。餃子食べることは、私自身を映す鏡をみることです。

今日は福島駅前からすこし離れ、飯坂温泉方面に足を伸ばしてみた。


餃子日和としか言いようのない晴天

本日最初の食事もむろん餃子。「万来」というお店からスタート。


ラーメンも充実、うまそうだった

注文したのはスープ餃子に焼餃子。さて、昨日はずっと「福島の餃子は味が淡白」と言い続けてきた。 しかし、このお店は違う!どちらかというと私が慣れ親しんでいる宇都宮餃子に近い雰囲気があった。要は、ここは味が濃くておいしいお店だったのだ!

鶏ガラっぽい味のスープ餃子

これまでの福島餃子と違い、「肉の味」が前面に出てくる。
くっきりとした味付けが、寝起きの頭にガツンときた。
こっちの方向からも攻められるのか!敵(福島餃子)の懐は相当深い。

ふつうのお店も味はキャッチー(6軒目「保原屋食堂」)
飯坂温泉方面の2軒目は保原屋食堂。
温泉地の中で、ふつうに歩いていたら通り過ぎてしまうような、ありふれた食堂の店構えだ。


主張しない色合い
すごく落ち着ける店内。何時間でもここにいたい

ここの焼餃子は「具のサクサク感」が際立っていた。(昨日私が主張していた2番目のやつです)特にこの、白菜(たぶん白菜)のザックリシャキシャキした歯触りは、今までの福島餃子にはほとんどなかったと思う。味も特段「淡白」という雰囲気はない。しっかりと味をつけている。ひょっとしたら駅周辺よりも飯坂温泉の方がよりキャッチーな味付けの傾向があるのかもしれない。


焼餃子をオーダー
「ごますり」「けんか祭り」剛柔兼ね備えたラーメンメニューだ

アール君に感心される私

思わぬ伏兵、冷たいソバ(7軒目「吉原食堂」)


ここも、いたってふつうの食堂の趣き

7軒目。こんなに連続して餃子ばっかり食べて飽きないの?無理矢理食べているんじゃないの?なんて声が聞こえてきそうだが、正直なところ、全然飽きていない。まだまだ餃子なら入る。まったく、自分がここまで餃子好きだなんて思ってみなかった。

さて、吉原食堂の餃子。ここで「飯坂温泉の餃子は、福島駅前の餃子より味が濃い」ことを確信。ニラの香りが特徴的で、うまかったです。


ここは「円盤餃子」の形ではない
うれしそうにソバをすすっている様子

そして、どうもここは「ソバ屋さん」の色が強いような気がして、盛りソバも調査。…栃木(特に日光市のあたり)はソバも有名なのだが、こちらのソバも相当うまいかも。(いちいち比較対象が栃木県でごめんなさい)

餃子ツアー、更に続きます。


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