食べ分ければいいだけの話だ
本当は、新旧たまねぎを使った「オニオンフライ対決」とか「肉じゃが対決」なんてのも考えていたのだが、これ以上やっても無駄なように思える。いや、ハッキリ言って無駄だ。
とにかく、生で食べるなら新、火を通すなら旧、それしか私には言えない。
それを考えると、佐藤さんちへ行く途中の商店街が新たまねぎだらけだったことに納得がいかない。「新しいのはいいことだ!」とばかりに新たまばかりを売っていてはイカンのではないか。たまねぎ界全体の評判をも落としかねない行為なのではないか。
まさに適材適所ということだろう。見た目に快い新人女子アナウンサーばかりではなく、ニュースがしっかり読める熟練の女性アナウンサーもいてこそのテレビだと思うのだ。
あ、最後に新旧たまねぎの大きな違いをひとつ。新たまねぎは切っても涙が出ませんが、旧たまねぎは「思いっきり泣いてください」とばかりに盛大に涙が出ます。
この人を泣かせる成分が甘みに転じるのかと思うと、ますます旧たまねぎに好意を抱かずにはおれないが、きっと私は明日も新たまねぎのサラダを食べるんだろうなぁ…とも思う。
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痛い目をこらえて撮ったら幻想的な写真になった |
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