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フェティッシュの火曜日
 
滑川ホタルイカ祭りで目玉をとばしてきた

第一種目はホタルイカすくいコンテスト

世界三大ホタルイカ競技の第一種目は、ホタルイカすくいコンテスト。これは金魚すくいの代わりにホタルイカをすくうという競技で、生きたホタルイカを用意できるこの場所でしか成り立たない地域色豊かな競技だ。

まずは小学生の部がおこなわれたのだが、残念ながらステージで繰り広げられる熱戦は客席からはその手元が見えないので、司会のおねえさんのマイクでのみ内容を知ることとなる。


特等席から見るのはホタルイカ音頭の踊り子たち。

参加者の様子から楽しそうなのは明らかなのに、客席からだとなにがどうなっているのかが全く見えない。これはやはり、観戦するよりも参加するための競技のようで、受付で多くの人が並んでいたのも頷ける。

 

大人の部にほそいさんが登場

小学生の部のあとに行われた大人の部には、「金魚すくいは好きだけど苦手」というほそいさんが参加した。昨日は海で、今日は祭りで、連日ホタルイカをすくっているほそいさん。

本当はギャル曽根風のメークをばっちりしてもらって、「ギャル(ほ)そい」として大食いコンテストの方にでてもらおうと思ったのだが、残念ながら却下された。


渡されたポイを見つめて秘策を練るほそい選手。 「県外からいらっしゃった方はいますか?」「はーい」

このホタルイカすくいという競技、普通の金魚すくいと違う点がひとつある。すくうものがちがう、という根本的な話ではなくて、紙が破れても終了時間までは試合続行というところ。

司会の方曰く、ホタルイカは金魚のように跳ねて逃げたりはせず、逆にその足でポイにしがみついてくるので、枠だけでもすくえるらしい。

ただそのアナウンスを真に受けて、紙がやぶれるのを恐れずにやってしまうと、やぶれてからそれが高度な技であることを身をもって知ることになる。


「もう無理ー!」 やはり破れるまでに何匹すくえるかが勝負だったようだ。 それでも前大会優勝者の女性は、枠だけで見事にホタルイカをすくっていた。これぞ滑川伝統の技。

 

結果は五匹でした

五分間の熱戦の末、ほそいさんの成果は五匹。三位入賞のラインは二桁だったので賞品はもらえなかったが、すくったホタルイカはもらってきた。これは貴重な参加賞だ。


「こんな楽しい遊び、千葉の縁日にも導入されればいいのに!」 ホタルイカは金魚みたいに飼うわけにもいかないので、そのまま沖漬の汁にドボン。ゴメン。

夜店でバタバタと跳ねる金魚をすくうよりも、糸のような細い足をパタパタさせる程度のホタルイカはすくいやすく、紙に乗ったホタルイカは「やめろよ〜はなせよ〜」と言っているようでかわいかったそうだ。

私が勝手に狙っていた全競技優勝総取りの夢はこの時点で断たれたが、楽しかったそうなのでそれが一番。


優勝賞品はもちろんホタルイカでした。
 
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