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フェティッシュの火曜日
 
滑川ホタルイカ祭りで目玉をとばしてきた


とばすぜ!ホタルイカの目玉!

ホタルイカで有名な富山県滑川市には、「ほたるいかミュージアム」というホタルイカのテーマパークがあり、そこでは年に一度、「滑川ホタルイカ祭り」というイベントが行われている。ホタルイカで町おこし。

「食べ物+祭り」という組み合わせは、「うまいもので人を呼ぶ」という味覚に訴えた人気のイベントフォーマットだが、ホタルイカ祭りは方向性がちょっと違う。

おもなイベントが、ホタルイカすくいコンテスト、ホタルイカ大食いコンテスト、そしてホタルイカ目玉とばしコンテスト。

僕もホタルイカの目玉、とばしたい!

玉置 豊



3人いるので各コンテストにエントリーしてみる

コンテストの受付時間である午前九時に会場へいってみると、なんとすでに長蛇の列ができていた。あせって並ぼうとしたら、この長い列は「ホタルイカすくいコンテスト」の列で、目玉とばしと大食いにはまだ誰も並んでいなかった。

富山ブラックという醤油ラーメンの取材(記事参照)で同行していたライターほそいさんには大人気のホタルイカすくいに並んでいただき、すごい楽しそうなのになぜか不人気な目玉とばしには、もちろん私が並んだ。

ついでにカメラマンとして同行いただいているHくんも、参加枠に余裕がありそうな大食いコンテストにチャレンジしていただくことにした。君ならきっといい線いけるよ(ひとごと)。


向かって右がホタルイカすくいの列。中央、左の誰もいない受付が、目玉とばしと大食いコンテスト。 「ホタルイカの大食いかー。ご飯だったらけっこう食えるんだけどなー。」だそうです。

目玉とばしと大食いコンテストは、受付時間が終わっても参加希望者が足りなかったらしく、アナウンスで募集を募っていた。富山はきっと恥ずかしがり屋さんが多いのだろう。

 

ホタルイカ料理ももちろんあります

参加型イベントの内容が魅力的すぎる滑川ホタルイカ祭りなのだが、用意されているのは変化球ばかりではなく、普通にホタルイカが食えると思って祭りにきているお客さんを納得させる、おいしそうなホタルイカ料理も出している。



一番人気はやっぱり朝水揚げされたばかりの新鮮ホタルイカを茹でたもの ホタルイカの天ぷら。新鮮なホタルイカを油で揚げたんだ、そりゃおいしいだろうよ。

たこ焼きのタコの代わりにホタルイカが入ったホタルイカ焼き。これも間違いなくうまそう。 「ぼくにボールを投げてね。」と迫る、切られ役のホタルイカもいるよ。

今朝捕れたばかりだというホタルイカを使った創作料理。こう写真で振り返ってもおいしそうなものばかりなのだが、私は午前三時まで海岸でホタルイカを捕まえて遊んでいたため(記事参照)、体調がわかりやすく悪化しており、どうにも食欲がなく食べられなかったのが悔やまれる。


ホタルイカとは関係ないけれど、地元水産高校が作ったサバアップルソース缶。もちろん購入。 サバパインソース缶。なぜフルーツとサバを組み合わせたがるのかが謎だが、こちらも購入。

さらに今日は見事な晴天。さんさんと輝く太陽光がどんどんと体力を奪っていく。

これから私が参加するイベント内容が、「ホタルイカマラソン」とか「ホタルイカ大相撲」などでなくて本当によかった。「ホタルイカ大食いコンテスト」とかね。


「昼は蜃気楼、夜はホタルイカ〜」みたいな歌詞のホタルイカ音頭のショーなどもありました。 ヨサコイっていろいろなイベントでみるけど、ヨサコイがどこのどんな祭りなのかが未だわからない。

フリスビーを池に投げてしまって途方に暮れる子供。

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